| 2003年08月25日(月) |
「アモーレス・ペロス」 |
1999年メキシコ 監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ キャスト エミリオ・エチャバリア ガエル・ガルシア・バルナル ゴヤ・トレド アルバロ・ゲレロ バネッサ・バウチェ
出だしからいきなりカーチェイス!!強烈です。 ええ〜どうなってるのーーって思ってると。
お話は3話のオムニバス形式なのですが、それぞれ登場する人物はその事故の場面で繋がっているのです。 1話めに登場するのは兄嫁に恋するオクタビオ。おおお〜、なんとも濃いねー。でも目がいい!!目に力のある人は好きです。情熱的なあのまなざしがいいですね。かなわないものを求めるような。 2話は、妻子ある男性を奪って一緒に暮らし始めたバレリア。仕事も順調な彼女を襲ったのはあの事故だった・・彼との間になにか溝のようなものが生まれていく。 3話目は、かって自分が捨てた家庭と子どもを思いながら生きている殺し屋エル・チーボ。
相手を求めても、求めても、その気持ちが伝わらない・・。 熱いねー。熱いんだけど・・・なんだかせつない。 2話めのお話なんて、不倫した夫がバレリアとギクシャクして元の奥さんに思わず電話してしまうシーンがあるんだけど。ものすごく勝手だよ〜って思うシーンなんだけど・・・なぜかとっても悲しくって。
かなり暴力シーンとか血も見えたり、危険な匂いのする映画なんだけど、それがどういうんだろう・・陰惨じゃないのね・・・メキシコって言う感じ(どんな感じよ?)
3つのお話にはどれにも犬たちが登場します。原題は「犬のような愛」って意味なんだそうですね。んんん・・どんな愛?
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