瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
この映画の感想読みたい・・って思ってくださる方がいたら、画面下の検索機能からどうぞ。

2003年07月01日(火) 「ボーンアイデンティティー」

2003年アメリカ 監督 ダグ・リーマン
キャスト マット・ディモン フランカ・ポテンテ クリス・クーパー

嵐の海から助けだされた男の体には2発の銃弾とひとつのチップが・・
記憶を失った男が自分の秘密に気づきだした時、彼の周りには暗殺者が。

原作がとても面白いそうですね。ロバート・ラドラムの「暗殺者」。
久しぶりにサスペンスアクションを観ましたけど、出だしから謎めいていて、挽きつけられるものがありました。
自分が誰か、何をしていたのか思い出せない主人公は(自分が住んでいたらしい)パリへ向かうのですが、この舞台がいいですよね。ヨーロッパを舞台にしたっていうところが良くないですか。大作っぽくなくて雰囲気がいいの。
でもね、女性の車で逃避行っていうのはどうですかね・・このあたりはありきたりじゃないですかね。そうして、彼女と恋するけれど、自分には危険が迫っているので彼女とは別れなければいけない・・っていう展開は、見飽きたものがありますけど。いっそ男同士っていう方が(って言ったら、横からそんなの誰も観んわ!って突っ込みがございました、そっかー、映画には花が必要なのね〜)

マット・ディモン、アクション頑張ってましたよ!体も鍛えたみたいね。
私的には、彼を狙う渋い暗殺者の方・・あの方が好みでした・・・

最後まで息が抜けない面白さは良かったですね。欲を言うなら、もうひとつ頑張って欲しかったのは、マット演じる「ジェイソン・ボーン」自身のキャラクターの魅力をもっと出して欲しかったことかな。いや・・私に感じ取れなかっただけかもしれませんが・・


 < 過去  INDEX  未来 >