1998年イギリス 監督 クリストファー・ノーラン キャスト ジェレミー・セオポルド アレックス・ハウ ルーシー・ラッセル ジョン・ノーラン
「メメント」のノーラン監督のデビュー作。 時間軸をずらして見せてゆく構成は「メメント」に繋がるものなのね。でも、あれほど難しくなくて、70分という短さが逆にうまくまとまっていてとても良かったわ。 作家志望のビルは、人間観察という名の他人への尾行が趣味。 ある日尾行していた男に気づかれ、逆に彼から持ちかけられたのは空き巣と言う名の「他人の私生活をのぞき見る趣味」だった・・・
主要な登場人物が3人と限られていて、まるで短編ミステリーを読んでるかのようだった。 時間軸のずれは、ビルの髪型とか、殴られたあととかでいろいろ想像できるのね。 誰も彼もみんな怪しく見えてきて、こうかなー、ああかなーってすっごく想像力を刺激されちゃいました。 レトロな雰囲気もいい感じ。 「思い出箱」にはご用心(私も持ってるけどね〜) お気に入りにいれますー。
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