1997年イギリス 監督チャールズ・スターリッジ キャスト フローレンス・ハース エリザベス・アール ピーター・オトウール ハーヴェイ・カイテル
妖精や天使、魔物・・ そういうものの存在を信じる?もちろん。 だって、目に見えないからってどうしてそれがいないって言い切れる? 世界には、どうしたって説明できないような神秘がまだまだあるもの。
フランシスとエルシー、二人の少女ももちろん妖精を信じている。 美しい森、小川のほとり、彼女たちの周りにはちゃんと妖精が存在していた。この森が綺麗。二人の少女も絵のようで。 エルシーの兄ジョセフを亡くして放心する母の為にジョセフが信じていた妖精の写真を撮ろうとする二人。 大人は誰も信じないけど、写真にはちゃんと妖精が写っていたから!
この死んじゃったジョセフ君がねー、とっても素敵な子だったんだろうなあって。 母親もそうだけど、エルシーも彼を亡くして悲しんでて。 彼の書いた妖精たちの絵とか、人形の家が素敵なの。
写真を見て騒然とする大人たち。押しかけてくる人たち。うわあ、やめて〜って言いたくなったわ。
アーサー・コナン・ドイル役はピーター・オトウール。落ち着いた素敵な雰囲気。 でもなんと言っても魔術師役のハーヴェイ・カイテル。いいです! 「スモーク」も良かったから、がぜん注目です。 少女と話すシーンが好きですね。会話がいいの。
ラストの妖精たちはね、あそこまで出さなくても・・って思いました。見えないほうが神秘的じゃない?
メル・ギブソンが最後ちょこっと出てくるのが嬉しかったです。
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