| 2003年01月09日(木) |
ニューイヤーズデイ 約束の日 |
1999年イギリス 監督クリシュナーマ キャスト アンドリュー・リー・ポッツ ボビー・バリー
17歳。ものすごく遠い昔(笑) 自分がこのくらいの歳の時どんなふうにものを思い、感じていたのか忘れてしまった私には、かなりキツイ映画だった。 スキー旅行で雪崩に巻き込まれ、友人も恋人も失った二人。 生きる意味を見失った二人は、来年のニューイヤーズデイに命を絶つことを決め“BOOK OF LIFE”(「命の書」)に書かれた12の約束を遂行しようと約束する。 その約束がねえ、なんだか結構すごいとおうか、くだらないといおうか・・ でもそれは、死んでいった友達の願いややりたいことだったから。 これが、すごい立派な願いとかだったら、この映画は全く別の感動作になっていたんだけど、そうでないところが面白いと思った。 二人には、これをやることが今生きる意味になっていたから。いけないことや危ないことでもそれをやるしか今できることは無かったんだろうな。
おばさんの私は大人やカウンセラーの先生たちと一緒で、もっとしっかりして!とかせっかく生き残った大事な命を粗末にしないで!とか思うわけだけど、17歳の頃ってきっといつでも何かに絶望したり、不安をいっぱい抱えていたんだろうか。 「分かるような気がする」って子どもがつぶやいた(私の傍らで)
たくましくなりすぎて、繊細な彼らの心を計りきれない自分が悲しい〜
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