| 2002年12月29日(日) |
ひとつの決断・・・だけど。 |
夜が明ける頃、ユーキさまは外出した。 プリエスタに戻るために、宮殿へ。
「いいんですか?今・・・」 「万が一の時、僕はあの国を守りたいんですよ」
辛い選択だったはず。 あんなことさえなければ。 「ついていきましょうか?」と言う私の申し出を、ユーキさまは断わった。 何も言わずに帰国して、何事も無ければすぐに国を出るのだからと言って。
あちこちに大量の竜が出始めて。 一旦収まったと思ったら、深夜になって再び出現した。 ジグロード。 狙いはここだったのだろうか? 竜の中に恩人の名前を見つける。
派手に。 できるかぎり派手に。 多分この人も戻るつもりがない。 手紙だけは置いてきた。 読んでもらえるかどうかわからないけど。 でもね、貴方が作る国なら、私は協力を惜しまない。 そう思ったのは本当だから。 そこに答えが…求めるものが在るような気がするのは本当だから。
帰宅したどくたあさんに「マリアンで呪竜発生」の報を告げると、着替えだけしてまた出て行った。
私はここに。 ここで祭りの終わりを待っている。 イチバン卑怯だと思うけど。 でもどうしても動けなかった。
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