贈る届く
慈
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幸。
ふと立ち止まり、振り返る。
“わたしの幸せってなんだろう”
大切なきみが笑っていること。とか、
この世界が美しいままで在ってくれること。とか
そんな、他の誰か、他の何かではなくて
わたしひとりの、わたし自身の
幸せってなんだろう。
それでも、どうしても
わたしの幸せから、きみを切り離せなくて
きみを抱きしめる夢を
きみに抱きしめられる夢を
白昼夢のように、描いている。
傍に、いたい。
2007年08月08日(水)
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