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■ 声。
それでも、どうしてか とても不安になるよ。
あたしはいつの間にか きみ「が」喪失することを恐れるようになった。
きみが隣の存在を失くすことがないように。 もう、そんな涙を流さなくて良いように。
あたしは、凍る胸を抱えて願う。
きみ「が」温もりを喪失することが あたし「が」きみを失うことに繋がりそうで
凍てつく雪のような想像を必死で掻き消す。
きみがずっと、その場処で笑ってくれたら良い。 きみがずっと、その場処で幸せでいてくれたら良い。
あたしは きみが生きててくれたら、それで幸せ。
それが、あたしの最大のエゴ。
2006年11月05日(日)
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