今日は恒例、病院の日。 ママと顔を合わさなきゃいけない日。 先週も行ってきたのだけど、最悪だった。 先週は実家から病院に行ったのだけど、子供の前で泣く泣く。 「あたしは今まで何のためにがんばってきたの?」 「欺瞞家族なわけないじゃないか」 そういって抱きついてきたので払いのけた。気色悪い。
今日は病院で待ち合わせたのだけど、こいつのせいであたしが壊れていくって そう思ったら怒りで涙が出てきた。 午前の診療終了間際の閑散とした待合室で、あたしの嗚咽が響く。 「先に診察を受けなさい、ね?」 あたしはその言葉だけに同意し、ごちゃごちゃ話しかけてくるママに黙れと言った。
診察室に入ってもずっと泣きやめないでいるあたし。 先生は「どうしたの?」と子供をあやすようかのようにたずねてくる。 喋ることは、喋りたいことは山ほどある。 でも、声に出せない。 やっと言った最初の一言は、不安でつらい。 夢で目が覚める。 罵声や悪戯のこと・・・。 いまだに、忘れられずにいる。 先生は「実際にあったことだから、仕方がない」といった。
忘れたい・・・。
そのあといろいろ話をしてママが診察を受ける。 先生が大きな声で何か言っているのが聞こえた。 諭しているような声で。決して、怒鳴る声ではなく。
そのあと、またあたしの診察。 。 はぁ? かなり、むかっときた。 どういう意味かっていうと、彼女はあたしが家を出ることによって 初めて、自分が子離れできていないことに気がついたそうだ。 本当に愚かだ。 でもその股の間から生まれてきてしまったあたしは、きっともっと愚かに違いない。
薬はどんどん増えるばかり。
帰りのタクシーでは駅まで、というと 「えっと・・・どの道から行けばいいんでしょうね?」 はぁ? 「いやあ・・・今日で3日目なもんで・・・(照)」 逝ってよし。お前は風俗嬢かキャバクラ嬢かっていうの。 阿呆。
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