SO CRAZY!  byサクライ和泉


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病院     2002年12月26日(木)

今日は恒例、病院の日。
ママと顔を合わさなきゃいけない日。
先週も行ってきたのだけど、最悪だった。
先週は実家から病院に行ったのだけど、子供の前で泣く泣く。
「あたしは今まで何のためにがんばってきたの?」
「欺瞞家族なわけないじゃないか」
そういって抱きついてきたので払いのけた。気色悪い。


今日は病院で待ち合わせたのだけど、こいつのせいであたしが壊れていくって
そう思ったら怒りで涙が出てきた。
午前の診療終了間際の閑散とした待合室で、あたしの嗚咽が響く。
「先に診察を受けなさい、ね?」
あたしはその言葉だけに同意し、ごちゃごちゃ話しかけてくるママに黙れと言った。


診察室に入ってもずっと泣きやめないでいるあたし。
先生は「どうしたの?」と子供をあやすようかのようにたずねてくる。
喋ることは、喋りたいことは山ほどある。
でも、声に出せない。
やっと言った最初の一言は、不安でつらい。
夢で目が覚める。
罵声や悪戯のこと・・・。
いまだに、忘れられずにいる。
先生は「実際にあったことだから、仕方がない」といった。


忘れたい・・・。


そのあといろいろ話をしてママが診察を受ける。
先生が大きな声で何か言っているのが聞こえた。
諭しているような声で。決して、怒鳴る声ではなく。


そのあと、またあたしの診察。





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はぁ?
かなり、むかっときた。
どういう意味かっていうと、彼女はあたしが家を出ることによって
初めて、自分が子離れできていないことに気がついたそうだ。
本当に愚かだ。
でもその股の間から生まれてきてしまったあたしは、きっともっと愚かに違いない。


薬はどんどん増えるばかり。


帰りのタクシーでは駅まで、というと
「えっと・・・どの道から行けばいいんでしょうね?」
はぁ?
「いやあ・・・今日で3日目なもんで・・・(照)」
逝ってよし。お前は風俗嬢かキャバクラ嬢かっていうの。
阿呆。




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