いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2012年02月04日(土) 「拉致された日本人を帰せ!」桜応援団新年会

 北朝鮮に拉致された日本人を救出しよう、との民間活動団体は数多くある。今日は、その中の一つで精力的に「拉致問題」の啓蒙活動を続けている「桜応援団」の新年会にご招待をいただいた。

 数年前、まだ自民党政権だった時には、防衛省本庁舎内のレストランで開催できたのだが、「親中国、親北朝鮮」の議員の多い民主党政権になってからは、防衛省に隣接して建っている「グランドヒル市ヶ谷」というホテルのレストランで開催されている。

 実は、グランドヒル市ヶ谷、正式には防衛省共済組合市ヶ谷会館というのだ。理事長以下、防衛省OBで、自衛隊員の福利厚生、共済年金、健康保険などを扱っている団体である。防衛省の施設で開催することにこだわることに、桜応援団の意気込みが感じられる。


 特筆すべきは、売国民主党のなかでも珍しい「保守」、松原仁国家公安委員長兼拉致問題担当大臣の政務秘書官が参加してくれたことだ。また、官房副長官時代から「拉致問題解決の敵は自民党内にもいる」と、積極的に地方議員の拉致議連に理解を示して下さった安倍元総理の奥様の姿もあった。頼もしい限りである。

 また、拉致家族である増元照明さんご夫妻の子様が、1歳になられたことが紹介され、参加者の見守る中「一升餅」を背負って歩いた。ちなみに、紅白のお餅は、参加者に配られてた。さぞかし、北朝鮮に拉致されている増元さんのお姉さんも、この姪御さんの姿を見たかったろうと涙があふれた。


 大震災などの影響で、いささか拉致問題への関心が薄れてきたところに、金正日の死去で、新たな展開に期待が寄せられている。いま、この瞬間も北朝鮮で、帰国の日を待ちわびている日本人がいることを忘れてはならない。

 国会、都議会、区議会議員各位も「ブルーリボン」をファッションとして着用するのではなく、抗議の声をあげる集会などにもぜひお出かけいただきたいものである。(拉致解決の決意を示すブルーリボンは、500円で頒布されている。ご希望の向きはご連絡いただきたい。)


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