いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年06月10日(土) ちょっと冷たいじゃない!社会教育課さん

 今日は、久しぶりに日中何も行事がない。日中と書いたのは、午前7時から社会教育団体の役員会を一件こなしてきたからだ。そこで、午前中に放送大学の高齢者福祉のレポートを書き上げ、大学世田谷学習センターに届けた。わざわざ届けたのは、今日が締め切りのためである。(いつものことだが、ギリギリ)

 事務室の前に、平成18年度公的社会体育事業一覧(東京都版)という冊子があったので持ち帰った。放送大学では、放送授業、面接授業、単位認定試験、レポートなどで卒業に必要な単位を取得していくが、体育実技だけは、地元の区市町村などが主催するスポーツ教室などへの参加をもって、単位を認定している。この冊子は、そのためのものだ。

 帰宅後、東京23区のページを開き、大田区の部分を見る。な、なんとそこには『該当なし』の4文字のみが印刷されていた。ちなみに、23区中、この文字が冷たく記載されているのは、中野区と大田区の2区のみである。江東区は12ページ、江戸川区が8ページ、目黒区が6ページ、杉並、葛飾両区が5ページを費やして説明しているのに比べ、なんということか。



 では、大田区で本当に該当する体育事業がないかと言えば、山ほどあるのだ。大田区社会体育事業はこちら
 多分、締め切り期日までに出さなかったか、担当者が理解していなかった、又は面倒くさいので『該当なし』にした、のいずれかであろう。この冊子を受け取った、多くの大田区在住の放送大学学生の『ショック』を思うと残念である。

 よく議会などでも、『○○区はやっているのに‥』とか、『23区中、ほとんどの区がやっているのに大田区は‥』というフレーズが使われ、区幹部の怒りをかっていることがある。その事業、施策は、大田区でやっていないが、他に大田区が先進的にやっていることもいくらもある、というのが彼らの思いだと思う。その通りである。物事は、色々な角度、条件から見ないと本質を見誤ることも事実だ。

 しかし、これはひどい。実際に社会体育事業を実施していないなら、致し方ないが、そうではない。やっているのに『該当なし』なのだから。月曜日に『いい訳』を聞きに行くとしよう。

6/12【大田区教育委員会の回答】
本年度は、依頼文書が届いていない。確認の電話が、放送大学からあったが、担当者が変わったため、区主催はない、と回答した。(体育協会に委託)昨年度までは、掲載していた。なお、対策として、本日、放送大学本部に、事業一覧をFAXし、これを首都圏の学習センターに転送してもらった。
【中野区教育委員会の回答】
体育事業は実施しているので、放送大学から問い合わせがあれば、すぐにFAXを送る。(放送大学就学支援課に電話依頼済)


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