いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年11月24日(木) 頼むよ!ゴミ婆さん、もう汚すなよ

 二年程前に、区内のあるゴミ屋敷解決のため、テレビ朝日「黄金伝説」にメールをして、バラエテイ番組の中で、清掃しリホームまでさせてしまった。それ以来、この屋敷の住人とは親しい間柄だ。

 二階を知人の会社の社員寮にしてもらい、人に貸せばゴミを溜めないだろうと。さらには、地元の不動産屋に依頼して、敷地を駐車場に貸してもらった。金が入れば、ゴミを溜めないだろうと思ったからだ。

 ところが、二階の住民も退去、駐車場もゴミで駐車できなくなって解約となった。久しぶりに出かけたゴミ屋敷は、以前と変わらい凄まじさだった。そこで、信頼関係のあるこの「屋敷住民」にかけあって、ゴミを撤去する約束を取り付けた。
 
 区の所管課長によれば、7月にも撤去の同意をもらったが、当日キャンセルされたそうで、今回も二の舞を気にされているようだ。

 そこで、「能書きより行動」の、いぬぶし!昨日、ゴミ袋を400枚購入して、室内の清掃に出動した。室内をキレイにすることで、ゴミ撤去の同意を覆させないようにしようとしたのだ。

 と言っても、凄まじい量である。私一人では無理だ。そこで、区内で親しいボランテイア団体にお願いをしたところ「メンバーが汚いのは嫌だ!」と言っている、と断られた。なんじゃい、ボランテイアを標榜する飲み会イベント団体だったのか。

 止む無く、若手議員と「お屋敷の地元」議員さんに協力をお願いしたところ、田中けん議員と、岸田哲治議員が協力をしてくれ、3名でキッチンのゴミを撤去した。ここの家主得意の「ここに●●があったはずだ!」という狂言と罵声にもめげず、45リットルのゴミ袋100袋にゴミを詰め、キレイになったダイニングテーブル(前回テレビ局に買ってもらった)で、テイ-パ−テイをした。

 そして、本日、特別出張所、環境保全課から所長、課長、係長が総出で、外部(庭)にあるゴミの搬出にあたった。万一、住人が「拒否」した場合の説得要員として私も大田区の作業服を着て参加した。

 説得要員のはずだったが、結局、ゴミまみれになりながら、撤去作業を9時から15時まで昼食をはさんで5時間、まるまる役務提供した。結果、少なくとも外側は見違えるようにキレイになった。

 今後、1月まで、この状態を維持できたら、焼肉パーテイーをしよう、と、ここの住人と約束した。

 汚泥とゴミと、異臭にまみれて必死に作業していただいた、出張所長、所員さん、課長さん、係長さん。まちなみ整備課の方々、雇い上げの清掃車の作業員さん、お疲れ様!

 背広姿で視察に来られた管理職の●●さん、すべて終わってから、作業服にヘルメットでお越し頂いた●●課長さんも、ご声援ありがとう!


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