いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年08月15日(月) 終戦60周年靖国神社参拝

 先の大戦から60年の歳月が過ぎた終戦の日。昭和47年の自衛隊生徒入学の年から毎年、この日は靖国神社に参拝している。ただ、議員になってからは、毎月15日が定例の委員会開催日なので、早朝に詣でて行事には参加できないでいた。

 ところが今年は、「都合の悪い委員がいる」ということで委員会開催日が19日になったおかげで、半日ゆっくりと参拝できた。共産党の議員から「いぬぶしが靖国に行くから変更したんじゃないか」などと言われたが、私の都合ではない。

 まずは「靖国神社に参拝する地方議員の会」の参拝。この会の名称と各議員名を書いた幟を手に60名を超える地方議員が本殿前まで行進した。沿道からは拍手やら「頑張れ」の声援を頂き、感動した。ああ、日本人には、まだまだ、まともな人が多い、と。

 一緒に歩いていた議員が後で教えてくれたのだが、声援の中に「いぬぶしさん、格好いい!」というのがあったそうだ。私には聞こえなかったが、照れながらも、喜んでしまった。どなたか知りませんが、ありがとう。

 その次は、西村真悟代議士の主宰されている「西村塾」「日本再生の会」「真悟の会」合同の昇殿参拝である。境内に集合したメンバーの数は、なんと600名以上。2班に分かれての昇殿となった。また、通常は正座しての参拝だが、あまりの人数に立ったままの参拝となった。

 我々の前には、自民党安倍幹事長代理がお一人で参拝されていた(秘書官かSP2名が同行していた)。あっぱれ、安倍先生!さらには、参拝が終わって移動中には、我が師の一人、田村秀昭参議院議員(元航空自衛隊幹部学校長)ら数人を先頭に「皆で靖国神社に参拝する国会議員の会」の面々が参拝されていた。驚いたことに、各種団体や自民党の生花に混じって「民主党」と書かれたものもあった。偉いじゃん、民主党さん!

 日本会議などが開催した国民追悼集会に参加した後、大田区に戻り、今度は、平和祈念コンサートのチケットもぎり係をやった。これは、区議会議員全員が実行委員になって、対人地雷廃絶運動のNPOを支援する、というものだが、その趣旨に賛同はするものの、コンサートを区議がやるというのは、違うような気がして乗り気ではない。

 夜は、大田区主催の「花火の祭典」。家の近所の六郷土手で約30分、華麗な華が夜空を彩った。きっと、60年前には、この夜空に爆音が響き、焼夷弾や機銃の光が花火のように映ったのだろう。多くの戦没者のご冥福を祈り、今日の平和に感謝したい。


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