いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年11月22日(月) ふざけるな!財務省防衛担当主計官、陸自4万人減らせ?

 どいつもこいつも、国家の主権や安全をなんだと思っているんだ。財務省のボケ女性主計官が、防衛庁に対し『陸上自衛隊4万人削減、護衛艦、戦闘機削減』を要求してきたという。

 理由は、冷戦構造が崩壊して旧ソ連による侵攻の脅威がなくなった、ことらしい。あきれる話である。さらには、自衛隊の本来の任務は災害派遣ではないから、そこは自治体の警察、消防に任せろ、とも言ったそうだ。もはや笑い話である。

 あえて、男女雇用均等、平等を標榜する人々のお叱りを覚悟のうえで言う。この『お姉ちゃん官僚』は、小さな時から『●●ちゃんは賢いね…』とちやほやされて育ったに違いない。そして、男性社会の官僚の中でも『女であるが故』の厚遇を受け、勘違いしてしまったのではないか。

 財政再建の旗印の前には、聖域を設けないことはわかる。しかしだ、国家の安全は、どこぞの道路作るのやめろ、橋の新設は認めない、というレベルとは違う。ましてや、軍事戦略の素人が、16万人は多いから12万人にしろ(25%減)、戦闘機は84機減らせ(28%減)、護衛艦は16隻減らせ(29%減)はないだろう。

 財務省案の減になった数字を見て欲しい。25%〜29%の間である。つまり、わが国の防衛には、何がどれくらい必要かという検証ではなく、一律25%以上削減せよ、という目標値に沿って作成したとしか思えないのだ。

 ふざけるな財務官僚。自己完結型組織の自衛隊が、イラクでも新潟でも、住民からどれほどたよりにされているか。こういう連中に限って、自分の家族が災害にあったりすると『自衛隊は何やっている』と、名刺でも差し出して文句言うんだろう。

 嗚呼、省益省庁、財務省!外務省!国益を考えろ!


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