いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年10月13日(水) ふざけるな!区役所の食堂 PART?。共産党も唖然!

 区役所2階の、”食堂くすの木”のひどさについては再三書いてきた。それは、100坪を超える広さの一等地をタダで借りておきながら、挨拶しない、愛想ない、まずい。そのうえ、『人件費がでない』との理由で、午後3時にしめる。経営は、東急電鉄の子会社。区民共通の財産をタダで使っていながら、いいかげんにしろ!と怒って半年。

 区役所の中には、民間企業を『官化(いや感化…)』する魔性が巣くっているようで、せっかく公務員の業務を民間委託しても、公務員より横柄になったりする例が後をたたない。この食堂も、区役所の外にあったら、とっくにつぶれているが、区役所2階という好立地、賃料タダという好条件のため生き長らえている。

 10月1日からは午後5時まで営業になり、挨拶もちゃんと出来るようになり、よかった、よかった、と思っていたら、今日の弁当にはビックリ!

 通常480円の弁当が、水曜日は100食だけ380円というメニューが配られた。よしよし、経営努力してるじゃん、とばかり、今日の昼食に、会派で7つ頼んだ。ところが、午前中の決算委員会が終了して控え室に戻ると、すべての議員から『なんじゃ、これ!』と怒りの声があがった。

 なんと、肉まんと、焼きソバ、漬物が弁当箱に並んでいる。思わず絶句!ほとんどの男性議員は外のレストランに走った。最年少の田中議員は『これじゃ、午後の質問に力が入らない』と、コンビニ弁当を買いにいった。

 あまりのひどさに、議会事務局職員に見せびらかしにいったところ、一同、流石に驚いていた。共産党区議団も同じ弁当を頼んだ、との情報を得て、共産党控え室に行って『ひどいね』と同意を求めると、居合わせた議員さん全員がうなずく。議員暦37年の長老議員さんは『この肉まん、昨日のAランチについていたから、その余り物だろう』と。

 弁当箱を下げにきた女性(くすの木の職員)に、そのヒドサを説明し調理長に以下の伝言を頼んだ。

100食限定サービス380円、というのは、380円相当のものを出したら、サービスとは言わないんだ。普段、480円で出しているものを、380円で出すからサービスと言える。肉まんと焼きそば、こんなもんを出して、調理長のプライドはないのか。

 その後、食堂から『お詫び』として、アイスコーヒーが人数分、届けられた。そんなもん、いらないから『マトモな食堂』になろうよ!応援するからさ…

 超難関を突破して、区職員になった優秀な新人も、いつしか、役所の魔性に犯されて、覇気のない人々になって行く。

 そして、午後5時半、区役所の外では、民間の不況なんのその。大田区職員労働組合の集会が開催されていた。役所とは、恐ろしい魔物が潜んでいる。


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