いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年12月04日(木) 腐れ外務省解体!川口順子外相辞めろ!

 今日、イラクで殉職されたお二人の外交官のご遺体が無言の帰国をされた。成田空港に到着した棺には日の丸がかけられ、制服の儀仗隊に担がれていた。あれ、どこの儀仗だろう。あまり揃っていない。制帽をみると警官のようだ。な、なんと千葉県警だというではないか。

 何を考えているんだ。この国は。国家の為に殉職した人を迎えるのに、県警とはなんだ。所詮、外務省の事なかれ官僚は、「この時期に自衛隊は、いかにもマズイ」とでも考えたのだろう。そして、成田の「所轄警察」である千葉県警に、儀仗隊を急遽編成してもらった、そんな姑息な官庁だし、そういう国だ。(素人さんにはわからんだろうが、脚絆も、モールも着けない儀仗は、間違いなく急遽の編成だ。あのカッコウは単なる「礼装」)


 本来であれば、陸上自衛隊の国賓級を迎える302保安中隊が、”と列”を行い、中央音楽隊が葬送行進曲と国歌を演奏する、それが国家としての迎え方だ。まったく、わかっていない。そういえば、お二人の葬儀は、「慣例」により、外務省葬になるそうだ。国葬なり「国民葬」それがだめなら「内閣葬」くらいにすべきだ。

 さらに、驚きは、警視庁がお二人のご遺体を、「殺人」の国外犯特定のため司法解剖をするという。ばかじゃん!この平和ボケ感覚。お役所感覚。そういえば、北朝鮮の不審船の時も、鹿児島県警が「漁業法違反」容疑で、船を捜索していたな。そんなことしてるから、イラクにおいて自衛隊は「正当防衛」でしか武器を使えない、なんていう冗談のような法律で行かせることができるんだろう。

 同じ日に、中央官庁の出張旅費の月別支出が、NPOの手により公開された。ボケ外務省、やはり一番「お役所的」だ。一年の支出を100%とすると、年度末の3月に、25.43%、つまり1/4が、年度末に支出されているのだ。これは、国土交通省(28,85%)、経済産業省(26,12%)についで、堂々の三位入賞である。

 「お〜い、年度末で予算余った。どっか、行きたいとこあったら、JTBに急げ」てなもんだろう。以前、都庁担当の旅行会社社員が、年度末になると、都職員が「○○円でいける、一番遠いところを予約してくれ」というオーダーが入る、と嘆いていた。さすが、省益優先官庁!

 川口順子外相、早く辞めろ!小泉首相は、早く弔問に行け!


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