雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEXpast
「ときのあくま」攻略はこちら  「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら  考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら  リプレイはこちら  動画はこちら(完成版体験版)  Twitterはこちら


2021年01月10日(日) 続・休日のこと

 7時半頃起床。
 今日は今回の旅行の最大の目的である波勝崎モンキーベイへ。9時半にレンタカーを借りて、国道136号線を走り伊豆半島を横断。車を借りる際に、道が曲がりくねっていることや野生動物が飛び出て前の車が急ブレーキを踏むことがあるので、速度は控えめにと車間距離は十分にという注意を受けたのだが、確かにその通りだと身を持って思い知った。

 波勝崎モンキーベイには10時過ぎに到着。客は私一人だったが、それも納得できるほど辺鄙な場所である。ただ、私が滞在していた間には、ちゃんと他の客も何組が訪れてはいた。
 入場券を購入して坂道を降りると、目の前には野生のニホンザルの群れが。日陰で風も強く寒い日だったので、サル同士で集まって暖を取っていたりして、大変だなと思ったり。私が群れの近くで写真を撮っていても、ニホンザルは我関せずとばかりに横を素通りしていくので、返って気兼ねなく写真を撮ることができた。あと、昨日の講座で教わったことを反映させたら、撮影がかなり楽になった。
 施設に入るとけものフレンズコラボのパネルが置いてあったので記念撮影。クラウドファンディングの協力者一覧の最初にちく⭐たむの二人の名前があることも確認できた。職員の方にはたくさんのためになる話を聞き、ニホンザルの群れは想像以上に厳格な順位があり、また社会性も高いことを知った。面白かったのが、エサに細かい穀物を入れている理由。そんなに小さかったらサルが拾いにくいのではと問いかけると、だからこそ強いサルがエサを独り占めしないで済むと。その回答には目から鱗であった。あと、普段動物園では当たり前のように与えているイモやバナナのような高栄養価の食べ物は、自然では滅多に存在しないということも、改めて思い知らされた次第であった。
 それにしても、動物園で見るよりもずっと魅力的に見えたのは、やはり野性下でのたくましさというか生命力の強さのせいであろうか。正直、動物園のニホンザルはほとんど興味が無いのだが、ここのニホンザルにはまた会いたいと思わせるものがあった。ただ、次に来るときはもっと暖かいときにしたい。冬は日が低くてずっと日陰だし、さらに強い風がみるみる体温を奪って結構辛かった。人が過ごしやす季節はサルも過ごしやすいという職員の方の話はごもっともである。帰りに売店でクラウドファンディングの協力者に配布するシールを受け取って、今回の旅行の目的を達成した。

 波勝崎モンキーベイを後にして、途中南伊豆町営の温泉施設があったので寄り道。波勝崎で冷えた体を暖めるのに丁度良かった。
 1時間弱ほど温泉に浸かった後、次の目的地であるiZooへ。波勝崎モンキーベイから車で1時間程度の距離なので、続けて行くにはうってつけの場所である。こちらは様々な爬虫類や両生類が展示されていたが、その多くが繁殖に成功していることに驚きを禁じ得ず、また頼もしいと思った次第。園長の並ならぬ熱意がこのように形になっているのはとても素晴らしいことである。
 ちょうど飼育員によるトカゲの話が行われていたので、とりあえず展示してある動物を後回しにして飛びつくように聞きに向かった。トカゲについて知らなかったことが次々と飛び出してきて、ただひたすら感心。あと、隣で聞いていた親子がなかなかの知識量で、飼育員の出す問題に結構な正答率で答えていた。
 それにしても、人に危害を加える恐れのある特定動物の多さが、今まで見てきた動物園などの施設の中では群を抜いていたことに驚き。毒蛇だけでも十数種類はいたし、ここにいる動物が制御できなくなったら大変なことになりそうである。
 一通り観終わって売店とレストランに到着したので、レストランでワニの肉を食べてみることに。ワニを食べるのは生まれて初めてだったが、歯応えのある食感にあっさりした味わいで、非常に美味しかった。

 下田の市内に戻ってレンタカーを返却し、夕食をとって宿に戻ったところで今日の旅程はお終い。宿の温泉もまた身に染みる暖かさであった。


氷室 万寿 |MAIL
DiaryINDEXpast