雪さんすきすき日記
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2020年03月23日(月) 「I hate this game」のこと

 先週クリアした「I hate this game」(Pixel Error)の感想を。
 主人公を操作して扉に向かうが目的の2Dアクションゲーム…に見せかけたパズルゲーム。操作はキーボードとマウスを使用。毎面、主人公と扉の間には何らかの形で障害が立ちはだかり、背景等に表示されたヒントを手掛かりにその障害を突破して扉に向かう。

 パズル要素としては正統派パズルもあるが、メタ的な解法を要求するものも少なくなく、それを解くことこそがこの作品の醍醐味のように感じられた。主人公の操作は基本的には左右移動とジャンプだが、それに囚われると全然先に進むことができない。操作はキャラの移動だけにとどまらず、マウスでカーソルや視点を操作したり、ブラウザでの検索のようなパソコンの基本的な操作など多岐に渡るので、場面に応じた柔軟な発想が毎面のように求められる。ただし、それらはちゃんとヒントが手掛かりとなるので理不尽さはほとんど感じず、その点が実に秀逸であると思えた。もちろん、正統派パズルもしっかりと作り込まれており手応えは抜群。正統派パズルとメタ的解法の2つの視点による攻略を、100を超える面で楽しめる作品であった。なお、操作の性質上、ウィンドウでプレイした方が圧倒的に快適であった。
 あと、「マインクラフト」や「VVVVV」など有名なゲームのシステムを模した面も登場する。未プレイの作品もあったが、それほど複雑なことを要求されるわけではないので普通に突破できた。

 本編は5時間ほどでクリアし、全実績達成まで6時間半ほど。本編はエキストラを含めて全面自力でクリアしたが、隠し面についてはとても見つけられる気がしなかったので、素直に動画を参考にした。メタ的解法については経験が活きたところも多分にあったが、未体験の仕掛けにも数多く出会うことができて、メタ的解法の経験値が大幅に上昇した。これ1本プレイすれば、メタ的解法に関しての知見がかなり深まるのではないかと。個人的には33面が最高傑作であった。
 あと、実は曲がかなり良い。チップチューン風の楽曲で、ウィンドウをアクティブにする度に曲が切り替わるので、詰まったときには曲を変えて気分転換を図ったりもできた。


氷室 万寿 |MAIL
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