雪さんすきすき日記
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2019年09月15日(日) 続・休日のこと

 6時半頃起床。目覚ましのアラームが鳴るまでぐっすり。
 宿の大浴場で朝風呂を済ませ、トキの森公園の開園時間に合わせて移動。受付で台紙を貰ってスタンプラリーを開始。先ずは順路に従ってトキ資料展示館から。トキの絶滅の過程から、保護に携わった多くの人々の功績まで、トキにまつわる歴史をじっくりと学ぶことができた。そして、実はトキは鳥インフルエンザなどへの危険分散のために全国の動物園で分散飼育をしていることも知った。ただ、トキはとても臆病な動物なので、展示には向いていないかもしれないとのこと。近場では多摩動物公園での飼育があるが、ここも一般公開はしていない。
 展示の後はお待ちかねの飼育ケージ。いよいよ本物のトキを目にすることができて、それだけで胸が一杯に。ただ、飼育ケージがかなり遠くにあるのと、ケージの網のせいで上手に写真は撮れなかった。まあ、それでも実物のトキを見ることができただけで幸せと思ったら、何とマジックミラー越しにトキを間近で観察できる機会がある施設があるとのこと。その名もトキふれあいプラザ。逸る気持ちを抑えて行ってみたところ、先ほどのケージよりはずっと鮮明にトキの姿を観察できてたことに感動。この時のためにカメラを購入して本当に良かったと思いながら、ひたすらシャッターを切った。


 トキの観察を満足するまで終えて、スタンプも押して田んぼアートに行こうとしたときに、スタンプラリーの参加者が田んぼアートの場所を係員に聞いているのを見かけた。どうやら徒歩で移動するつもりだったらしいが、その無謀さを見かねて私の車で移動することにした。そのまま田んぼアート、トキ交流会館と回り、再びトキの森公園に戻って互いに無事クリアファイルを入手。あえて名前は聞かなかったが、トキ好きのフレンズというだけで十分であった。

 スタンプラリーを終えてもまだ時間が十分にあったので、コラボには関係無いがトキ関連の施設である野生復帰ステーションに行ってみることにした。そして、この施設がトキ交流会館のすぐ近くだったので、スタンプラリーも2周することに。野生復帰ステーションは一般公開されていなかったが、その近くにある観察棟と展望台で佐渡の雄大な自然を眺めてきた。野生のトキは残念ながら目にすることはできなかったが、代わりにトビが数多く飛んでいた。
 そこを出発した頃にそろそろお昼時となって昼食ができるところを探したが、丁度良い店がなかったのでそのまま観光を続行。再びトキの森公園でトキの姿を堪能した後、トキ交流会館の近くにある新穂潟上温泉で一風呂浴びた頃に丁度時間となったので、レンタカーを返却して両津港でお土産を購入して帰りのフェリーに登場。なお、レンタカーでの走行距離は104km。24時間でこの距離は結構走ったかも。

 帰りのフェリーでは、行きでカメラにカードが入っていなかった雪辱を晴らすべく、カモメの写真を撮りまくり。最初はカモメの動きについていけなかったが、そのうち勝手がわかるようになって、良いと思える写真が何枚か撮れるようになった。しかし、カメラの電池が途中で切れてしまったのはこれまた誤算。1日使うのであれば、予備のバッテリーかモバイルバッテリーと接続するためのケーブルが必須ということを学んだ。


 新潟に戻り、駅前の東横インにチェックイン。夕食は面倒なので、東横インと同じ建物に入っている居酒屋で済ませた。チェーンの居酒屋でも日本酒の品ぞろえを強調しているのはさすが新潟。

 スタンプラリーと共に本物のトキを見るという目的を果たすことができて大いに満足できた佐渡旅行であった。しかし、初めての佐渡ということで1泊に抑えたのだが、トキ関係だけですらそれでは時間が全然足りなかった。今度行くときは最低でも2泊はしたいところである。
 あと、トキが野生下で繁殖しているのは素直に喜ばしいことであるが、まだまだ人間が環境を整備しなければならないというのは複雑なところ。そして、人間の食糧を生産するには、環境を優先した栽培方法ではどうしても限界があるのもまた事実。自然との共生と食糧の生産性、この両立はここ佐渡に限らず全世界での人類が永遠に直面する課題であろう。そして、それに対して自分に何ができるかを考えたところ、やはり食べ物を粗末にしない、資源を大事に使う、ゴミを適切に処分するといった環境への配慮を地道に行っていくしかないのかと。


氷室 万寿 |MAIL
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