雪さんすきすき日記
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2018年05月01日(火) 「寿司Party」のこと

 9時頃起床。今日と明日は有給休暇。
 平日で銀行が開いているので、午前中に行って例大祭の資金を調達してきた。

 「寿司Party」(AECRNIA)の感想を。
 寿司と寿司が戦う固定画面全方位STG。
 操作は左スティックで移動。右スティックで射撃方向指定、R1とR2で射撃。自機の移動には若干の慣性が働く。R2の射撃は特定の寿司を倒して取ることで特殊武器を使えるようになる。

 まず、ストーリーからしておかしい。
 「近年、「エビ」と「マグロ」は争っていた。しかし、マグロが全ての寿司を取り入れて銀河の支配をもくろんでいた。」うん?
 「銀河を救うためにエビがマグロを成敗する!寿司は銀河を救うのだ!」はい?
 何故、「ELMIA」のようのなほのぼのとしたアクションを作ったデベロッパーが、こんな頭のねじの外れたような設定を思いつくのか。全くもって訳が分からない。
 ゲームを始めると、本当にエビとマグロが戦うゲームで、この物語に嘘偽りは一切無い。しかも、音楽と演出効果が無駄にかっこいい。何故寿司と寿司が戦うのにここまでかっこいい演出が必要なのか。一体このゲームは何を目指して作られたのか。混乱は深まるばかりである。

 ゲーム内容は、基本的にはエビとマグロの1対1で、そこに援軍の敵の寿司が参加するという感じ。面の中には、壁越しに敵を倒すボムや、壁を貫通するレーザーなどの特殊武器を上手く使わないとクリアできない面もあり、若干のパズル要素も入っている。設定は飛んでいるが、ゲーム自体は真面目に作られており、その差異がまたこの作品のおかしさを際立たせている。
 ボス戦は巨大な軍艦巻きやプリンアラモードなどが登場し、舞台も回転寿司のように回るレーンがあったりと、世界観を貫いた内容には笑うしかなかった。一方で、ボスの攻撃も真面目に作られており、どのボスも個性的な攻撃を仕掛けてきて、容姿共々その発想の豊かさに攻略を楽しませてもらえた。

 難易度は3つ用意されているが、被ダメージ量が変わるだけで内容に難易度による変化が無かったのは残念。EASYをクリアしたら、同じような感じでNORMAL、HARDと立て続けにクリアできてしまった。

 あまり腰をすえて真面目に取り組むのではなく、この世界観や雰囲気を楽しんだもの勝ちといえる作品であろうかと。


氷室 万寿 |MAIL
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