雪さんすきすき日記
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2018年01月01日(月) 体験版のこと

 賀正。

 今日から体験版を手あたり次第にプレイ。全部で31本あったので、張り切っていこう。

「雪景華」(秋空シンセシス
 弾幕縦STG。低速移動を続けると視界が自機の周囲周辺に遮られるのが特徴なのだが、別段敵弾が消えるわけではないので、制約以外の何物でもない。一体何を狙ったシステムなのか理解できなかったのが正直なところ。
 公式サイトでは敵の視界を潜り抜けて倒していくステルス弾幕STGと銘打ってあったが、そのようなシステムは微塵も感じられなかった。

「有翼のフロイライン」(Production Exabilities
 翼を持つ少女フロイラインと未知の敵ブランカーとの戦闘を描いた3DSTG。
 操作は前後左右の移動と視点変更、ボタンで高度の上下、武器の発射と切り替え、誘導ミサイルのロックオンと発射、アフターバーナーによる高速移動。一般的なフライトSTGに近いが、移動の自由度は戦闘機よりも格段に高い。
 飛行戦闘装備をまとった少女が、自機とは比べ物にならないほどの超巨大戦闘機を相手に、様々な角度から多重ロックオンで攻撃をして破壊していくという、実に浪漫溢れる作品。その美麗がグラフィックは、体験版ながらこの作品のためにマシンパワーを上げて良かったと思わせるほど。
 操作系が複雑に見えてその実非常に直感的に縦横無尽に動かせるので、手軽に痛快な空中戦が楽しめる。また、自機がダメージを受けても自動回復するのと、照準の補佐が優秀なので大雑把な狙いでも小型の敵機に機銃を当てることができるので、攻めに徹したプレイができるのも好感触。演出のセンスも抜群で、傑作になることは間違い無しであろう。
 1つ気になったのが、視点変更が敏感なこと。最低値にしてもまだ敏感に感じられた。ゲームの性質上視点変更は重要なので、ここはもっと調整幅を持たせて欲しいと思った。

「SOSA」(いどらそふと
 化け物に支配された校舎から脱出するホラーアクションADV。
 主人公のシタラは、停電で真っ暗になった校舎の中をサイリウムの明かりを頼りに探索する。化け物は光が弱点で、サイリウムで殴ると麻痺し、その後後ろから攻撃することでサイリウムを消費して倒せる。化け物を倒すことで透明な壁が消えて先に進むことができるようになる。
 ホラー要素の高い作品だが、化け物よりも暗闇の中にサイリウムの明かりで照らし出されたシタラの顔が一番怖かったし、多分それが狙いなのであろう。化け物は体力ゲージが上に表示されており、居るのが分かるので落ち着いて倒せた。
 校舎の構造が分かりにくい。いきなり教員棟とか理科室とか言われても、その場所がどこなのか全然ぴんと来ない。まあ、基本的には一本道の構造のようではあるが。校舎の壁抜けが出来たり校舎の中が完全に暗闇にならないところは単に調整不足なのであろう。登場人物が男子高校生や中年教師ばかりというむさくるしいところは面白いかもしれない。あと、サイリウムを消費してオタ芸で敵を麻痺させる要素とか、完全にギャグである。

「LEFT ORDERS」(ふりかけ屋
 少女をマウスで誘導して脱出に導くADV。
 操作はマウスで行い、少女を移動させたい場所をクリックするとそこに移動する。調べられるものに対してはマウスカーソルが変化して、少女に調べさせることができる。また、調べた後に選択肢が出てくることもある。
 ゲーム内容は基本的な脱出ゲームだが、グラフィックの作り込みが凄く、演出も手が込んでいるので、少女の動きや反応などが見ていて楽しい。幻想的な少女の登場場面や牢屋の質感など、目を見張る部分はとても多かった。
 今回の体験版の範囲は簡単な脱出ゲームだったが、敵との戦闘も導入予定のようで、ゲームの幅が広がりそうではある。ただ、体験版の水準を維持したまま完成させるのはとても大変な気も正直している。

「BLOCK&MAGIC」(Broken Desk
 ブロックを押して所定の場所に置くパズルゲーム。
 ブロックが4方向に1キャラ単位でしか動かないのに、自機がアナログスティックで全方位自在に動けるのはなんか違和感があった。アクション要素でも追加されるのであろうか。

「働かない神様と悩める少女」(アトリエ余暇
 女の子が剣を振ってリスとか倒していくアクションRPG。
 操作は移動と視点移動、攻撃、ガード、ステップ。攻撃やステップをする度にAP(アクションポイント)を消費し、それ以外で回復する。
 タイトルからして珍妙な感じだが、ゲームの方もリスなどの野生動物が武器を手に襲い掛かってくるという、実に独特の世界観。しかし、敵が徒党を組んで襲ってきたり、不意打ちなどもあったりして、その辺りの調整はなかなか侮れない。とはいえ、道中は分岐こそあれど変化に乏しいので、何かしら一捻り欲しいところ。自機の操作性は快適で、連続攻撃が決まると気持ちが良い。
 とりあえずボスには勝てる気がしないので諦めた。しかし、どんな内容になるのか、全く想像がつかないところが実に興味深い。

 「有翼のフロイライン」があまりにも衝撃的だったので、突発的に動画を撮ってしまった。


氷室 万寿 |MAIL
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