雪さんすきすき日記
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2017年03月04日(土) 「Pause Ahead」のこと

 11時半頃起床。昨日のけものフレンズ振り返り上映会で遅くまで起きていたので、まだ眠い。また、今週は勤務時間を通常に戻したので、先週よりも疲れが溜まっており、昼食後に夕方まで寝ていた。

 Twitterで流れてきた「Pause Ahead」(Asciisoft)をプレイ。
 ポーズ中に無敵と慣性が維持されるという動きを利用して出口に向かう2Dジャンプアクション。
 操作は左右移動とジャンプ、ポーズ。ポーズをすると、その時点での移動ベクトルが維持され、何かに当たるまで移動が継続される。また、ポーズ中は無敵で罠に触れてもミスとならない。このポースを活用して罠を避けて制限時間内に出口に向かうのが目的。

 まず、ポーズ中が無敵で慣性が維持されるというシステムの斬新さが目を見張る。もちろん、そのシステムを活かす面構成の上手さにもよるのだが、ポーズ中に延々と上に登ったり、罠をすり抜けていったりと、プレイ中は従来のジャンプアクションの常識をいろいろと覆させられて驚嘆する場面の連続であった。
 後半になると、制限時間が1秒になり、道中の時間回復アイテムを取るか、1秒でクリアしなけばならない。これも常識では考えられない制限時間だが、ポーズ中は時間が経過しないこのシステムであれば十分に可能であり、実際にクリアできたときの感激に、またこのシステムの秀逸さを感じ取ることができた。
 演出面ではチップチューンの楽曲が名曲揃いで、描き込まれて滑らかに動くドット絵と併せて印象深い。また、クリア後には「スーパーミートボーイ」のようにそれまでの動きが重ねてリプレイで表示される。基本的に死にゲーなので、沢山のキャラが次々とやられていきとても楽しいことになる。楽曲の方はどこかで聴いたことのあるような曲調に懐かしさを覚えたが、その正体は後で判明した。

 45分ほどで全面クリア。面構成はパズル的要素が強く、ポーズ後の動きを熟考すれば難しいアクションを取る必要はさほど無かった点にも、システムの完成度の高さを思い知らされる。ラスボスとの戦いもシステムを存分に活用する内容で、徹頭徹尾このシステムを堪能させてもらえたことに大満足であった。

 ところで、この作品を制作したチームは、「天国の塔」と同じところだったことを、クリア後に知った。曲制作も同じチームで、道理で聴いたことのある曲調だったわけである。


氷室 万寿 |MAIL
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