雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEXpastwill
「ときのあくま」攻略はこちら  「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら  考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら  リプレイはこちら  動画はこちら(完成版体験版)  Twitterはこちら


2016年11月28日(月) 「ぎみっくぷらいむ!」「カンブリアソード」のこと

 8時半頃起床。風邪の予兆があったので、午前中は薬を服用して安静にしていた。そろそろ冬コミを視野に入れての体調管理を始める頃か。

 「ぎみっくぷらいむ!」(ノンリニア)の感想。
 タイトルどおり、仕掛けが満載の横スクロールジャンプアクション。
 操作は移動と攻撃、ジャンプと至って簡素。攻撃は押しっぱなしで頭上に星を作り、離すと投げる。星は跳ねながら進んでいき、離したときの高さで跳ねる高さも変わる。プレイヤーキャラは、ヒナタとホロンの2人から選択。ヒナタはジャンプが高く、ホロンは移動が速い。
 道中面は、穴に落ちたり、敵の攻撃を受けて体力が無くなる前に出口に到達するとクリア。最後にはボス戦もあり、ボスの体力を全て無くすとクリア。

 各面ともとにかく罠や仕掛けが山のように用意されており、タイトルのぎみっくは伊達ではない。1面が複数の道中面とボス面で構成されているが、道中面1面当たりの長さは短く、高密度で仕掛けを楽しむことができる。また、仕掛けの種類も無秩序に並べられているのではなく各面毎に統一性があり、攻略の方向性が分かりやすい。2種類のキャラクターは性能差が大きいので、足場が狭くジャンプが多い面ではヒナタ、強制スクロールのように速度重視の面ではホロンと、使い分けることで難易度はかなり違ってくる。キャラ選択が飾りでないところは好印象。
 その難易度自体はかなり高めで、罠や仕掛けの組み合わせが中々に手が込んでおり、初見でクリアできた面はほとんど無かった。加えて、キャラの動きがややもっさりしているのも難易度上昇に拍車を掛けている気がした。特に、空中での左右振り返りの反応が鈍いのが、敵に攻撃する際の大きな障害となった。また、攻撃も星が飛び跳ねていくので、素直に敵に当たってくれないところも難易度を上げている。強制スクロール面では星の軌道の癖の強さに難儀させられた。
 難易度は高いがキャラは可愛らしく良く動き、雰囲気も緩やかで、幕間のデモも脱力感溢れる感じ満載。エンディングではメタネタも炸裂していた。
 4面までは相当手応えのある道中だったので、最終面の5面道中はどれだけのものかと期待していたのに、いきなり簡単なSTGに変化してしまったのが残念。ここは最終面らしく高難易度の面を用意しておいて欲しかった。

 かなり手応えのあるジャンプアクションで、ジャンプアクション好きとして満足して楽しめた。全面クリアしたので、この作品は一段落。

 続いて「カンブリアソード」(VAGUES GAMES)をプレイ。
 自機のサロトロケルクスを操作して、親友のピカイアを救い出すという、太古の生物を題材とした横STG。
 自機の武器はメインショットとバックアップショット、ボムに相当するスペシャルショットの3種類。メインショットとバックアップショットは独立しており、それぞれアイテムにより切り替える。また、スペシャルショットの特性も、バックアップショットにより切り替わる。メインショットは溜め撃ちも可能。
 太古の生物が機械文明を育んでいたというSF設定、ハードコアメタルな楽曲、ボス中心の面構成、ランダム性の高いパワーアップや敵の攻撃と、製作者の趣味嗜好が存分に盛り込まれた、実に同人ゲームらしい作品。
 ボス戦がプレイ時間の大半を占めるとあって、ボスの攻略が中心となるが、ボスの攻撃も一定のパターンがあるわけではなくランダム。ボスの動きから攻撃を読み取ることとなる。
 で、これが半端でなく難しい上に長丁場で、正直なところこれを攻略する気力は私には無かった。どこまで続くのか分からないボス達に、初見殺しを連発されると、心も折れるというもの。残念ながら、私の手には負えない作品であった。


氷室 万寿 |MAIL
DiaryINDEXpastwill