雪さんすきすき日記
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2016年10月29日(土) 続々・「BeyondFallendom」のこと

 9時半頃起床。昼頃まで本気で金曜日と勘違いしていた。
 あと、今のマウスが調子悪いので新規に購入。

 「BeyondFallendom」(PlatineDispositif)の感想。
 かつて惑星リーフと呼ばれていた星の北端の地、カシオペア。寒冷地でありながら、太陽の神殿の加護により温暖な生活を送ることができていた。しかし、その加護が急激に弱まっており、長老に原因究明を命じられた戦士カカは、神殿に祀られている陽光の指輪の力が尽きかけていることを知る。
 この作品は、新たな陽光の指輪を求めたカカの冒険を描いた、ローグライクアクションRPG。システム的には一般的な見下ろし型のアクションRPGで、操作はマップ内を移動して剣を振って敵を倒し、楯を構えて敵の攻撃を防ぐ。武器などの装備は4つまで装備可能で、それぞれ対応したボタンを押して使用する。スキルボタンと同時押しで、装備独自のスキルが発動できる。また、アイテムも4つまで持つことができ、こちらはアイテムボタンと同時押しで使用する。なお、防具は盾のみで、スキルボタン単独押しで構える。
 また、ローグライクなので、ゲームの進行はランダムに生成される迷宮内を敵を倒したりアイテムを集めたりしながら出口を求めて探索し、次の階を目指すという流れ。この作品では、更に出口の扉を開けるための鍵の入手も必要となる。迷宮の最深部に到達してクリア条件を満たすと、次なる迷宮が登場する。

 前作「Fallendom」の完全版。前作は同じく陽光の指輪を狙う神官を倒したところで終わってしまったので、今作はそこまでの経緯を含む物語の最後まで収録されている。
 アクションのシステムは、剣を振って敵を倒す割と一般的な内容だが、剣を振る際に真っすぐではなく横から薙ぎ払うように振るので、ボタンを押してから前方に剣が到達するまでに若干の時間差がある。これは盾も同様なので、敵の攻撃の間合いや距離を考えないと先に攻撃されたり防御が間に合わないところが、戦闘に緊張感を生んでいる。4つのボタンと2つのボタンの同時押しによる武器、スキル、アイテムの使い分けは非常に合理的。
 あと、特徴として乱数のサイコロによる可視化がある。攻撃を行ったりダメージを受けたりすると、その度にサイコロが振られて値が決定される。テーブルトークのダイスロールがリアルタイムで行われているような感じである。とはいえ、アクションゲームなので値は瞬時に決定されており、演出的な意味合いが強い。ただ、武器や回復力を強化するとそれを決定するサイコロが増え、防御を強化するとダメージを決定するサイコロが減るといった具合に、強化に応じた期待値の変化がが分かりやすい。
 ローグライクに付き物のアイテム合成なども備わっている。迷宮内に落ちている素材を集めて合成するとアイテムになるという、これまた一般的なシステムである。ただ、アイテムを作るのに必要な素材は中々そろわず、クリアまでに剣を1本作ったくらいで終わってしまった。大体、必要な素材が1個とかいくのはレアアイテムで、ボスを倒して尚且つレアドロップを引かないと入手できないようになっている様子である。
 そのボスだが、クリアするだけなら倒すべきボスは1体しかいない。他のボス級のキャラは、大抵会話をすればクリア条件を満たせるどころか、お使いを頼まれることすらある。途中、レアアイテムを入手するために最低1回だけ他のボスを倒す必要が出てくるが、レアドロップ確定アイテムがあるのでほぼ1回ですむ。ただ、このレアドロップ確定アイテムを使用したときの副作用は実にPlatineDispositifらしいと思った次第。あと、ボスだが、普通に戦うと実はとても強く、倒すにはスキルやアイテムをきっちりそろえた上で万全の攻略が必要。いわゆるやり込み要素も兼ねている。
 というわけで、ボスも無事全員倒してクリア達成。最終戦のコントのような緊迫感の無い展開には思わず笑ってしまった。アイテムの合成の方はきりがなさそうなので、ここで一段落とする。

 C89最後に残ったのは「幻想人形演武-ユメノカケラ-」(FocasLens)なのだが、どうも内容が重複する部分がかなり多く、後半にならないと追加部分が出てこないらしいので、プレイ時間を勘案して保留とさせていただく。

 というわけで、これでようやくC89の新作全てプレイ終了。次は第13回例大祭の新作に着手する。


氷室 万寿 |MAIL
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