雪さんすきすき日記
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2016年05月03日(火) 「BACK IN 1995」のこと

 8時半頃起床。疲れが抜けてきているのか、起床時間が徐々に早くなっている。断じて歳のせいではない、と思いたい。

 昨日の呑み会で話題に上がった「BACK IN 1995」(Throw the warped code out)をプレイしてみた。Steamでゲームを購入するのは、これで4本目である。
 荒廃した都市を舞台に、主人公がそこに訪れた謎を解いていくアクションADV。PS1やサターンのようなコンシューマでのポリゴン黎明期の雰囲気を忠実に再現した内容が特徴。
 移動は初代「バイオハザード」のように前進、後退、左右回転。ボタンは調べる、キャンセル、攻撃、メニュー、銃を構える。次世代機になって増えたボタンを無理やり使おうとしたところまできちんと再現していると感じた。
 荒廃したビルを、会話や探索でヒントを入手して仕掛けを解いて先に進むという、一般的なゲーム展開。敵も登場するが、手にした武器で攻撃すれば倒せる。ただし、自動で敵を狙ったり、射程が分かるなどといった優れた機能は搭載しておらず、得物の長さや向きを自分で認識して操作しなければ攻撃は当たらない。

 さすが当時のゲームの雰囲気の再現を売りにしているだけあって、その忠実度は半端でなく高い。融通の効かない視点変更を始め、理不尽なアイテムの隠し場所、ポリゴン抜けにテクスチャの歪み、貧弱な敵の行動パターン、セーブ画面など、個人的にはほぼ完璧であると感じられた。ただし、CRTモードは単純に見難いだけであった。当時でもあそこまで酷い走査線やノイズによる画質の劣化は無かったと思う。
 不自由な操作性も楽しんで欲しかったようであるが、これは当時にくらべれば移動や旋回は速いし、反応も良いし、背景にひっかからないしで、とても快適であった。

 ゲーム自体は2時間ほどでクリア。規模の小ささや難易度の低さへの文句もあるようだが、雰囲気を楽しむのであれば逆にこのくらいが丁度良いと思った次第。規模に関しては、昔の作品は場面を水増しして長引かせているところもあったし、短くても主題が二転三転する展開(この展開にも懐かしさを覚えたり)や敵との戦闘を適度な頻度で用意してあるところは好印象であった。難易度については、この手のシステムでの経験を積んでいるために易しく感じるところもそれなりにはあったかと思う。
 賛否が分かれるメッセージについては、私は同意半分といったところ。当時は表現に関する技術が一気に進歩して、それを活用した刺激的な作品が次々と発表されたのは確かだが、今も技術の進歩は続いていて新しい驚きも絶えることは無い。そして、私は今もゲームを楽しんでプレイしているし、周囲の人にもゲームを楽しんでいる人ばかりである。恐らく、ソシャゲに対する危惧を抱いているのであろう。あと、思い出は美化されるというのと、過去に縋っても惨めなだけというのは完全に同意。

 昔の作品の雰囲気を手軽に楽しめたし、自分への戒めとなるようなところもあり、プレイして良かったと思える作品であった。ただ、これを受け入れられる層はかなり狭いとも正直思った。ゲームとして期待していた人は、ほぼ全員が肩透かしを喰らっていた様子である。

 その後、Amazonで購入したキーボード掃除用具が目に留まり、突発的にキーボードを綺麗にしたくなったので、掃除をすることに。
 デジカメでキーボードの配列を撮影した後、専用の道具でキートップを外していく。やはり、長い間掃除しなかったキーボードは、キートップを外すと見事なグロ画像になっていた。
 キートップは中性洗剤で洗い、キーボードはウェットティッシュで丹念に拭き掃除。キートップを漬けた水も、キーボードを拭いたウェットティッシュも、あっという間に形容しがたい色に変色していった。
 その後、デジカメ画像を元にキートップの水を切りながら1つずつ嵌めていき、1時間ほどで無事元通りに。やはり、綺麗なキーボードは気持ちが良い。

 「ACE OF SEAFOOD」潜水艦でダイオウイカとの一騎打ちに勝利。ゲージが復活する現象は、あまりにも体力が多くて減らしても同じ色の繰り返しになっていたようで、ダメージを与えたらちゃんと体力は減っていた。プレイ中はずっと気が抜けなくて緊迫した戦いが楽しめたので満足。動画化も考えたが、恐らく延々とダイオウイカに向かってホーミング魚雷を発射しているだけの映像なので面白みに欠けるであろうことから、こちらは断念。


氷室 万寿 |MAIL
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