雪さんすきすき日記
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| 2015年09月20日(日) |
「幻想人形演舞」のこと |
9時半に起床。今一つ疲れが抜けきっていないので、疲労が相当溜まっていた様子。
まとまった時間が取れる連休中に一気にプレイしようと事前に画策していた「幻想人形演舞」(FocasLens)に着手。 暇をもてあましていた主人公は、噂に誘われて訪れた博麗神社から幻想郷に迷い込んでしまう。折しも幻想郷は人形が大量に発生する異変の真っ只中。奇遇にも人形を操る術に長けていた主人公は、異変解決に向けて幻想郷を冒険することとなった。
嫁と旅するRPGと銘打たれた東方二次創作RPG。幻想郷の住人の容姿をした人形を引き連れ、人形発生の異変解決に向けて様々な出来事に立ち向かう。システムは「ポケットモンスター」を参考にしているようである(「ポケモン」未プレイなのでどこまで参考にしているのかは不明)。 ゲーム展開はマップを移動してランダムエンカウントもしくはシンボルエンカウントで戦闘を行い、イベントをクリアしていくというお馴染みのもの。戦闘自体も1対1のターン制という極めて簡素なものであるが、属性の相性を重視したシステムが大きな特徴。まず、この作品には16種類もの多様な属性が存在する。そして、人形には1〜2つ、スキル(攻撃や状態変化等の動作)には1つ属性が備わり、人形の属性とスキルの属性との相性がスキルの効果に影響を及ぼす。相性次第では効果が2倍になったり、全く効果が無くなったりと極端に作用するので、相性を考慮するとしないとでは戦闘の難易度が大きく変わっていく。また、人形は最高6体まで連れて行くことができ、戦闘中は随時交代が可能。連戦の場合には相手の属性に合わせてこちらも出す人形を選択していくなど、戦略性も要求される。その他、スキルの組み合わせやアビリティ(キャラ固有の特殊効果)、装飾品、固体値、スタイルなど様々な要因が絡み合い、1対1の戦闘ながらも非常に奥深いシステムとなっている。 フィールドではモンスターとして野良人形が襲い掛かってくるのだが、アイテムを使って封印してから倒すことで仲間にすることが可能。人形は旧作から「輝針城」までのキャラが総出演しており、人形を集めて図鑑を完成させるのがやり込み要素の主体となっている。
「ポケモン」未プレイなので、相性重視の戦闘システムに慣れるのが先ず大変であった。野良人形戦ならまだ力押しができるのだが、イベント戦になるとこちらの人形の属性次第では詰むこともあり、どの属性を揃えれば突破するのか、散々頭を捻る羽目になった。しかも、相手の属性が表示されないので、戦闘内容から相手の属性を推測しなければならないところがまた大変。最初に詰まったのは霊夢との戦いで、高い攻撃力の前に何度も敗退する羽目に。最後は、霊夢の属性を見抜いて、それに相対できるスキルを備えた人形をぶつけることで勝利と相成った。力押しで抜けようとすると非現実的なレベル上げを要求され、きちんと考えなければ勝てない戦闘は決して簡単ではないが、考えた末に突破できたときの達成感はやはり気持ちが良いものである。 と、戦闘を効率良く行うには属性を重視せざるを得ないのだが、やはりお気に入りのキャラも使っていきたいところ。この辺りの葛藤には今後散々悩まされることになりそうである。戦力としては使いにくいキャラも正直居るのだが、可能な限り愛で補っていきたい。しかし、どうしても駄目なときは苦渋の決断も下さねばならないであろう。
人形達の可愛らしさは、ドット絵もキャラ絵もそれを見ているだけで幸せになれるほど。戦闘時の動きも非常に凝っていて、新しい人形が登場する度にそれを見る楽しさが増えていく。Ver.1.30から実装された着せ替えシステムに至ってはこちらを悶え殺す衣装に満ち溢れており、冒険そっちのけで着せ替えに没頭してしまいそう。総勢118名のキャラ全てにこの労力を費やしているのだから、本気のほどが窺える次第である。なお、最初に1体人形が選べるのだが、散々迷った挙句さとりさんにした。それ以外の候補は順次仲間にしていこうかと。 楽曲の方は既にサントラが発表されているが、CD2枚組という分量からも曲数の多さが窺い知れる。確かに場面毎に楽曲が細かく切り変わっており、グラフィック同様楽曲でも妥協を許さない姿勢が伺える。
戦闘システムは既存のものを参考にしたとはいえ、その調整は大変であったであろうし、グラフィックや楽曲への力の入れ様は言うに及ばず。東方Projectへの敬愛の念も十分に感じられる内容で、紛うことなき力作である。そして、付帯するシステムを見るにつれて、真正面から取り組んだら相当な時間泥棒となるであろうやりこみ要素の数々に戦々恐々。どこかで線引きをしないと延々とプレイしてしまいそうである。
今日は永遠亭の揉め事を対処したところまで到達。かげろーちゃんも無事仲間にできた。戦闘では不利に働くことも結構あるけど、さとりさんとかげろーちゃんの2人は固定で進めていきたい。
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