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2014年07月01日(火) 「エマの探険3」のこと

 今日は「エマの探険3」(松の木)をプレイ。
 好奇心旺盛なエマと、エマに振り回されながらも何だかんだで付き合うサン。1では洞窟、2ではUFOを探険した2人の今度の舞台は林間学校で訪れた森。邪魔する動物を避けながら森の奥深くに進んでいこう。

 1は横視点の固定画面アクション、2では横視点の探索型アクションだったが、今作は見下ろし型の固定画面アクション。迷路状の通路を、動き回る動物にぶつからないようにゴールまで到達するとクリア。途中に落ちている木の実を拾うとスコアアップ。また、パワーを消費してジャンプとダッシュが可能。松ぼっくりを拾うとパワーが全回復する。

 いわゆるドットイート的な内容だが、ゲームルールからキャラ、グラフィック、音楽までこのシリーズならではの牧歌的な雰囲気が心地よい。難易度も、単にゴールに向かうだけならそれほどではないが、木の実を拾ってスコアを狙うようになると途端に難しくなるのも従来どおり。
 動物たちは鹿やヤギ、狼などが登場し、それぞれ種類により動きが異なる。しかも、ただ決まった経路を往復しているのではなく、自機依存の動きもするので、油断すると突然向かってくることも。動物たちの動きに比べて自機の動きは決して速くはないので、きちんと動きを読んで動かないとならない場面も多い。ジャンプやダッシュで避けることもできるが、パワーの消費は結構多いので、乱発するとここぞというときにパワー不足に陥ってしまう。ルールは単純だが、決して単調ではない調整であると感じた次第。
 ボス戦は鬼ごっこやかくれんぼ、どんぐり拾いなどを題材としたほのぼのとした内容。これらの個性豊かなボス戦が実はこのシリーズの大きな楽しみになっている。前々作のボスも登場して、同じようなルールで挑んでくるのが感じの良い演出である。

 エマとサンでNORMALとHARDをクリア。エンディングまで一貫してほのぼのした内容であった。スコア狙いはちょっと大変そうなので、ただクリアしただけにさせてもらう。


氷室 万寿 |MAIL
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