雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEXpastwill
「ときのあくま」攻略はこちら  「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら  考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら  リプレイはこちら  動画はこちら(完成版体験版)  Twitterはこちら


2013年08月30日(金) 休日のこと

 仕事が落ち着いてきたので、今日は有給とってお休み。明日、知人と東京に穴子を食べにいくのだが、折角だから前日から東京入りして特別展「深海」を見ることに。以前開催されたチョコレート展は何だかんだで行く機会を逸してしまったので、行けるうちに行っておかないと。

 というわけで、昼頃入館。世間はまだ夏休みなので、一応平日ではあるものの子供連れの来場者で結構な混雑。とはいえ、見るのに支障を来たすほどではなかったが。
 展示内容は、深海の概要から始まり、しんかい6500など日本の誇る深海調査船の紹介、そしてそこに棲む様々な生物の標本展示という流れ。ちなみに、深海というのは水深200以下という定義で、意外と浅い。
 しんかい6500の実物大模型は中々の迫力。建造が1990年とはいえコックピットの操作盤が思った以上にアナログで、やはり過酷ながでは信頼性優先で枯れた技術が重用だったのかと思ったり。船上での作業は普通にWindowsPCで行っていたし。それにしても、日本の深海調査技術が世界でも最先端なのは何となく知っていたが、所有する深海調査艇が数も種類もこれほどまでに豊富なことは全く知らなかった。なるほど、この調査手段の多様さも先端技術を支える要因の1つなのであろう。
 そして、高圧、低温、低照度という極限の環境で進化した生物の逞しさに驚きの連続。深海生物はその独特の容姿を注目されることが多いが、養分の摂取方法や食物連鎖など、地上の常識では考えられない独自の生態系も非常に興味深い。日の光が届かないため光合成生態系が成立しないほどの深海では、熱水に含まれるメタンや硫化水素を基点として、それをエネルギー源として繁殖するバクテリアを養分とする化学合成生態系が成立している。その巧みな化学エネルギーの利用は知識としては知っていたものの、実際に映像として目にするとやはり感動的であった。個人的に、この化学合成生態系が大きな目当てだったので、その知識が広がってとても満足。
 あと、展示を見て回る子供達が実に嬉しそうだったことが印象的。確かに見慣れない生物の標本が多くて子供が好きそうな内容ではあったが、何となく頼もしく思えるものが。みんな行儀良かったし。
 そんな感じで2時間ほどで見学終了。非常に充実した時間であった。

 その後、秋葉原に行って人形用のケースを購入。目的を果たしたら用事が無くなってしまったので、そのまま宿に直行。う〜む、やはりゲーセンから足が遠ざかってから、時間を潰す手段というのが極端に限られるようになってしまった感が。


氷室 万寿 |MAIL
DiaryINDEXpastwill