雪さんすきすき日記
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2013年04月09日(火) 「双子魔法組曲」のこと

 今日から「双子魔法組曲」(永久る〜ぷ)を開始。
 多数のキャラが入り混じって戦闘を繰り広げる、非常に独特なシステムのアクションRPG。操作はマウスとキーボードで、マウスで操作キャラの選択、移動、向きの制御などを行い、キーボードで攻撃や防御等行動のコマンドを選択する。コマンドはキャラ選択→行動(攻撃、補助、防御、道具)選択→スロット選択でスロットにある魔法や道具を使用し、行動以降のコマンド選択はASDF(初期設定)4つのキーで行う。階層式なので効率良く選択できるようにするには先ずは操作への慣れが必要だが、スロットへの効果的な配置やショートカットの活用でも効率の上昇が図れるようにはなっている。
 戦闘は物語の合間に挿入され、基本的に画面の左右(時に上)からSTGのように次々と現れてくる敵を撃退し、時折ボス戦という流れ。コマンド選択時には進行が一旦停止するものの、それ以外はリアルタイムで進行し、アクション要素がかなり高い。そして、戦闘に参加するプレイヤーキャラは最大5人。選択した1人はプレイヤーが操作することになるが、その他はAIが制御することとなる(マニュアル操作にすることも可能)。AIはかなり賢いので任せておいてもそれなりに戦ってはくれるのだが、補助魔法やアイテム使用など通常攻撃以外を行わせるにはプレイヤーの指示が必要となる。キャラによって攻撃や防御、補助にそれぞれ得手不得手があり、役割分担も極めて重要。この、多人数のプレイヤーキャラを、各々の特性を活かしてリアルタイムに効率よく行動させ、戦闘を有利に進めることがこの作品の大きな醍醐味となる。
 また、プレイヤーキャラ同士には相性というパラメータがあり、この相性が最も良い相手と連弾魔法を発動することが可能。発動すると派手なカットインと共に強力な攻撃が行われるという、STGで言うところのいわゆるボム的な位置づけである。なお、この相性を高めるためにデートイベントというものが存在するのもこの作品ならでは。
 物語の舞台は「TWilight refrAIN」と同じ魔法世界エステラス。鉱石魔法により文明が発展しているなどの設定もそのまま引き継がれている。主人公は魔法カレッジに通うニー。実は結構苦学生で、長期休暇中に魔法ギルドで「TWAIN」の主人公だった霧島兄妹と共にアルバイトをするところから物語が始まる。

 とにかく操作が独特であり、永久る〜ぷの作品は今までEASYが基本難易度ということもあって、先ずは慣れるためにEASYからプレイ。操作は独特だが、できるだけ直感的に行えるよう様々な工夫が凝らされており、最初はプレイヤーキャラが少ないこともあってチュートリアルから最初のボス戦までを行えば一通り操作は理解できた。ただ、それ以降プレイヤーキャラが4人、5人と増えていくと途端に混乱の度合いが急上昇。折角の強力な魔法を外したり、連弾魔法も使うのを忘れたりというのもしょっちゅうである。前述のとおり、全員が全員攻撃に回すのではなく、役割分担を決めて使用するコマンドも制限していかないと制御しきれないという印象。この辺りの役割分担も含めてコマンド選択が思い通りにできるようになると、面白さの幅が広がりそうな気がする。
 戦闘はプレイヤーキャラの攻撃がショット撃ちっぱなしだったり、敵が編隊を組んできたりと、今までSTGを中心に活動してきたサークルだけあって、STG色がかなり濃い印象。コンボや全滅による経験値ボーナスもあったりと、それらを狙うとなるとパターン作りが要求されるところもそのままである。とはいえ、経験値稼ぎの場面も用意してあるので、こだわらなければ普通にクリアしていくだけでも大丈夫なようである。
 物語はまだ体験版の時点までしか到達していないのでまだ大きく展開が変わるようなことは無いが、会話のノリに結構癖があるかと。私はこういうノリは大好きだが。

 多数のキャラを同時に制御するというのは、性格上あまり向いていないシステムではあるが、とりあえずクリアまでは頑張っていこうかと。


氷室 万寿 |MAIL
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