雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEXpastwill
「ときのあくま」攻略はこちら  「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら  考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら  リプレイはこちら  動画はこちら(完成版体験版)  Twitterはこちら


2007年08月11日(土) 焼肉のこと

 午前中に起きて、偏頭痛を抱えながら会社へ向かい、後憂の無い様3時間ほど仕事をして帰路に着く。

 ところで、今年の夏は猛暑でありクーラーが欠かせないのだが、除湿であってもやはり体への負荷は大きく、特に寝ているときにはなるべくお世話にならないようにしたいものである。というわけで、帰宅途中に家電量販店に寄って扇風機を購入。風が流れれば良いので低価格帯のもので十分なのだが、マイナスイオン発生機能が付いているものは例え無料でも勘弁願いたいと思った。少なくとも疑似科学の域を脱するまでは。

 帰宅後も偏頭痛は治まらず、都内での呑みの誘いを断って昼寝。早速扇風機を使ってみたところ、かなり質の良い睡眠をとることができた。2,780円でこの効果。良い買い物をしたものである。

 その後、昼食を摂っていないことに気づき、お盆前で今が好機と思い一人焼肉を決行。店は私が子供の頃から行っている個人経営の焼肉屋で、クーラーをかけるよりは窓を開けた方が涼しく、プレートに排煙装置など当然付いているわけもなく、店に入ったら服に焼肉の臭いが付くこと必至な、いわゆる昭和の焼肉屋である。ちなみに、孤独のグルメ同様歓楽街の入り口にある(笑)。
 なるべく他の客の少ない内に済ませようと思い18時と比較的早い時間に店に赴いたのだが、この時点で既に7卓中4卓が埋まっていた。この予想外の事態に店の入り口で一瞬怯むも、扉を開けてしまった以上は後には退くこともできず、そのまま店内へ向かう。しかし、一人で座敷はさすがに浮くので、奥のテーブル席に腰掛ける。
 注文したのは以下の品々(各一人前)。
・タン塩…注文した中では一番高い部位。美味しいけど、この値段は何かおかしい。
・上ロース…脂が少ないので年寄りに優しい部位(笑)。
・ご飯…注文する前に、「ご飯もね」と先制攻撃を浴びた(笑)。
・オイキムチ…この店でこれを注文しないわけにはいかない逸品。
・コーラ…サービス。昭和の焼肉屋なので、当然190mlの瓶入りである。
 とりあえずコーラには手をつけず、タン塩から食べにかかる。ここのタン塩は胡椒の効き具合が絶妙で、レモンだれの酸味も加わり相変わらず絶品であった。この時点でご飯には手をつけず、タン塩の味を堪能する。そして、いよいよ上ロースをおかずにご飯を食べる。上ロースは脂身が少ないので焼きすぎると舌触りが粗くなってしまい、焼き加減が難しい。ということを、焼いている最中に学んだ(笑)。
 ここで未だ胃の容量に余裕があるのを確認できたので、コーラで一息付けてハラミを追加。実はハラミは焼肉の中で最も好きな部位である。出されたハラミは相変わらず脂の乗り具合が素晴らしく、焼いている時間がもどかしいほど美味しかった。勿論、白いご飯にも良く合う。
 ここまで息つく暇も無く一気に食べて、残ったコーラを飲み干して締め。正確な時間は分からないが、大体15〜20分位であろうか。お勘定は4,700円とチェーン店に比べると割高であるが満足度は比べるまでも無く、確かな充足感に包まれながら店を後にした。そういえば、店を出る間際に店主から説教を喰らった。この辺りも流石昭和の焼肉屋である(笑)。
 確かに一人焼肉は忙しい。行く前は自分のペースで肉が焼けるからゆっくりできるだろうと思っていたが、実際にやってみると終始肉を焼くことに追われていた。例えば、一枚の肉を食べ終わるまで次の肉を焼かなければ完全に自分のペースを守れたであろう。しかし、一人焼肉にはその緩慢な流れを許さない独特の雰囲気がある。恐らく目の前の肉を独占できるという蟲惑的な状況、空腹感、プレート上の空白が容認できない貧乏性(笑)等、これらの要素が複雑に絡み合い、結果肉を焼かざるを得ない状況に陥ってしまうものと考えられる。しかし、忙しい分目の前の皿がすべて空になったときには言いようの無い達成感を得ることができた。
 というわけで、皆で行くのとはまた違った雰囲気が味わえる一人焼肉であった。暫くしたらまた行こうと思う。

 「偽典セクサリス」(少女病)のデモを拝聴。Sound HorizonAsriseの系統が好きな人にはお勧めできる。デモを聴いた限りでは詩的に直接的な表現が多く、物語性の理解は易しく直感的に楽しめることが期待される。というわけで、紹介バナーを貼り付け。

 半端マニアソフトの夏コミ配布物紹介が面白すぎる。虫が苦手な私は仮にその場に居合わせていたら脱兎のごとく逃げ出していたであろうけど。作品の方も体験版ながらも「冬は幻の鏡」の頃の半端マニアソフトを彷彿させる内容とのことなので期待大である。


氷室 万寿 |MAIL
DiaryINDEXpastwill