雪さんすきすき日記
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| 2005年07月10日(日) |
「RaidersSphereSecond」のこと |
休めた〜。
新しいゲームを始める気力が湧いたので、「RaidersSphereSecond」(Rectangle)をプレイ。 システム的には前作とほぼ同じで、ゲームとしての完成度の高さはそのまま。今回は長丁場であることが判明しているので、装備を充実させるべくEasyからプレイ。
最初の10面はクーデター軍を鎮圧する政府軍側の内容で、前作とほぼ同じ展開。ただし、終盤になると前作よりSF色と物語性が強くなっていく。それでも最終面の日比谷決戦は変わらず、クーデター軍から東京を開放して先ずは目出度しとなる。幾許かの謎を残して。 さて、ここからが続編の真骨頂。次の10面は、前作ではおまけ程度であったクーデター軍側の内容である。ここで、前作では語られることのなかったクーデターの経緯から始まり、いくつかの不可解な出来事を経て、遂にこの内戦の真の姿が明らかになる。この一連の展開には正に度肝を抜かれた。 そして、最後の10面で物語は急展開を見せる。ここから先は是非とも体験して欲しいのだが、核心に迫るとあって否が応でも大盛り上がり大会。ここまで景気の良い展開はそうそうあるものではなく、非常に爽快であった。
今作でも日本語による通信は健在で、前作以上に臨場感を盛り上げてくれる。序盤で薄い人道主義を唱える登場人物が出たときは正直物語的に不味いと思ったが、早々に退場するのと後半での予想外の活躍でこれは帳消しに。 物語が進むにつれてSF色が強くなり、最後は最早空想科学の域に達するが、所詮ゲームなので特に問題なし。というか、ここまでやってこそのこの娯楽性であろう。 あえて不満な点を挙げるとすれば、カットインによるゲームの中断である。前作はほとんど通信で済まされて滞りなく進んだのだが、今作は場面転換により一時停止してしまい、非常にストレスを感じてしまう。
というわけで、少なくともこの日記を読んでいる方は、同人史上に残るこの傑作をプレイする機会を失わないようにして欲しい。前作をプレイした方なら、今作もプレイするのは最早義務。プレイしていない人は是非とも前作と合わせてプレイすることを勧める。
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