小梅の日記

2003年06月25日(水) ありゃ〜…

仕事にかまけて気がついたら3ヶ月くらい
更新してないじゃん…まいいか、殆ど誰も見てないし。
というわけでこっそり日記をつけることにする。

上司のみなさん、部下のこと褒めてますか?
管理職にもなると、部下の人数だけ責任が増えて大変です。
部下の管理に加えて自分自身の成績、はたまた自分の
課の成績までもがあなたの責任のもとに評価されます。
根気の無い若い部下は、どうもウマが合わず
むこうもあからさまにこちらに冷ややかな視線を浴びせます。
おかげで胃は痛くなるわ気分は悪いわで踏んだり蹴ったりでしょう。
だいたいどんな会社でもそういう悩みをかかえた管理職の方って
いるものです。でも、それって「仕方の無いこと」でしょうか?

そんな悩み多き管理職のあなた…
「自分に何が足りない」のか考えたことありますか?
あなたは部下に何を求めていますか?
確実な仕事?成績?服従?

そこに幸せな人間関係はありますか?

仕事場での「幸せな人間関係」この言葉を
「社会では通用しない奇麗事」だとしか思えないあなたは
管理職辞めた方がよろしいでしょう。

職場が円滑に動けるように管理することは
管理職の最も重要な仕事の一つです。
ダメな管理職に多いのが部下のミスの管理に
固執している管理職。そこは重要なポイントではあるけれど
ポイントの中の一つでしかないことに気づかなければいけない

例えば部下がミスをしたとする。
それは会社として大きな損害であり
その損失は管理職たるあなたの責任である。
あなたは唐突に責任を負わされる羽目になり
怒り、部下を怒鳴りちらすでしょう。
さて、その後あなたはどうしますか?
呆れて「もういい、早く仕事にもどれ」とでも言いますか?
それで終わりですか?だとしたらあなたは管理職失格です。

何故部下がミスをしたのか、これからそのミスをどうカバーするか。
2度と同じミスをおかさないようにするにはどうすればよいか。
こういった検証を真面目にできてこそ管理職。

…まあでも実際にはそううまくはいかないわな。
今の中間管理職の人って上からも下からもプレッシャー
かけられてがんじがらめだもんな。
上に行けば行くほど戦後日本社会を立て直した企業戦士づらして
えらそうなことしか言わないし、下に行けば行くほど
何考えてるかわかんないし。心情お察しするよ。

ただ言えるのは、私たちは長年日本を支えて来たのだから
そろそろ楽してえらそうにしてるだけでよいのだよ的世代を見ながら
育つ次の世代がそれを見て行く行くは私も同じように楽して威張れる
から今は耐えておこう的考え、この流れを変えないと
決して良いことにはならないってこと。

色々なしがらみに囚われていながら
その中でも巧みに生き残ろうと苦心してきた結果が今かもしれない。
それ自体は生きるための努力であり知恵であり
次の世代が学ぶべきことが多く含蓄されているに違いない。

足りないのは、そこから一歩未来へ進むことだと小梅は考える。
もちろん一人が声をあげるだけではただのハミダシ者であるが
過去の成功の秘訣の螺旋の呪縛(「の」が多い…)から
一歩外へ出てみるべきだと小梅は思う。
その一歩を上手に踏み出せた者だけが、新しい未来の成功の秘訣を
手にできるのだと思う。

今の社会は新しい世代をないがしろにしがちだけど
ゼロから始まった戦後復帰を遂げた今の大人たちのように
小梅たちの世代が、大人が引っ張らない「ゼロ」の状態から
成功を遂げられるように頑張っていけばいいんじゃないかと思う。
それは大人をないがしろにするという意味ではなく
僕ら世代の力で僕らの力の螺旋に大人を引きずりこむ
…そんな感じ。


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小梅