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■ プチ家出
悩みごとがあまりにも大きすぎて私の手には余ってきた。夫はこのままでは過労死するかもしれない。この半年以上ずっとそう思いながらきたが、ここ一月でそれはピークに達している。 明日死んでもおかしくない生活をしている。 帰ってこないので会社に電話をしても会社の番号は夫の携帯に転送されるしくみになっている。深夜であろうが早朝であろうが会社にきた電話はすべて夫が取らねばならないのだ。
会社という組織に居るのだからあなたがそこまでして働かねばならないのはおかしいよ。 死んでからではなんにもならないんだよ。 本人にどれだけどれを言い聞かせても聞く耳を持たない。 仕事に埋もれて身動きが取れないでいる。 どうしようもないという。
どうしようもないで死んでしまったらどうするんだ? 本人はそれでいいのかもしれないが残された家族はどうしたらいいの? 会社は不眠不休で仕事することを強要するのだろうか?
日曜日には野球があるので家に居るがそれがなければ本当は研修にいかねばならないという。 とりあえずこうして日曜はなんとか朝帰りでも休みを取っているが、それ以外はここ一月、週に一度朝着替えに帰るだけの生活だ。
昨日、久しぶりに10時前に帰ってきた。 はっきり言って臭い。 そういうととても嫌な顔をして「風呂場で(足を)何度も洗った」と怒ったが、足だけが臭うのではない。 体全体が浮浪者のように臭っているということさえも本人は判らないでいるのだろうか?
思考能力さえ麻痺しているように感じる。 ひさしぶりに野球以外の場所で見た夫はひとまわり小さくみえる。
日記に具体的な悩み事は書かないことにしていた。 が、もう限界だ。 もし夫が死んでしまったら、面白おかしいことだけを書いているここを見たときにきっと自分が自分を許せないと思うから。
押しつぶされそうな気持ちを抱えて自転車に乗る。夕飯の買い物がてらなにか気分転換をしたくてMDを持って行く。 スネオヘアーを聴いていたら遠くへ行きたくなった。 束の間の現実逃避。 夜が重く落ちてくる中を逆らわずに音と進む。
往復1時間強レンタルビデオ屋までのプチ家出。 帰りつく頃には浮遊しそうな気持ちになった。
9時代に「トリック」が始まったので、飛び飛びでしか見てなかった深夜の分を借りてきた。 これで当分笑うことができます。
2003年10月17日(金)
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