パラダイムチェンジ

2007年01月05日(金) 正月三が日の過ごし方

私の正月三が日は、寝正月…というか、うちの近所に初詣に行った以外
は基本的に家に引きこもった三が日だった。

かといって、ただ単に寝てすごしたという訳でもなく。

どちらかと言えば、家事と料理に明け暮れていた、というのが近いかも
しれない。

本来ならば、お正月って言うのは、一家の主婦が家事から解放される
ために日持ちのする、おせち料理を大晦日までに作ってお正月はのん
びりする、というのが正しいお正月の過ごし方だと思うんだけど、ここ
数年、お正月に自分で料理を作ると言うのが密かな楽しみになっていて。

自営業になって以来、お正月っていうのは、何もしないという意味では、
一番のまとまった休日で、しかも外に食べに行こうと思えば行けない
ことはないけれど、せっかくなら自分でいろんな料理に挑戦する、
格好の時間なんだよね。
ということで、毎年この時期に様々な料理を作るのを楽しみにしている
のである。

という事で、今年の年末年始に作ってみた料理の献立の一部を書くと、
麻婆豆腐、根菜のポトフ、里芋のお煮しめ、ブリの照り焼き、などなど。
これらのメニュー、実はTV番組でやっていた料理のレシピなのである。

麻婆豆腐里芋の処理の仕方はNHKのためしてガッテン、根菜の
ポトフ
は、TV朝日の「おしゃべりクッキング」、そしてブリの照り焼き
「はなまるマーケット」から。
といって、いちいちレシピをメモしていた訳ではなく、これらの詳しい
レシピはそれぞれのWebサイトに載っているのだ。

私が、TVで料理番組を見て、作ってみようかな、と思うのは、映像を
見ただけで、作る手順が簡単に想像できる簡単な奴で、しかもネット
上でレシピが入手できるものに限られる。

いつか一回挑戦してみたいなあ、と思うものを、休日やこういうお正月
休みに挑戦してみるわけですね。

このうち、挑戦してみて、個人的に評価が高かったのは、根菜のポト
フと、里芋の処理の仕方。
根菜のポトフの方は、本当にお鍋を火にかけるだけで簡単に出来たし、
(その後、火を止めて毛布、新聞紙にくるんで保温することでじっくりと
味をしむこませることに成功したし)
年末に作って余った残りに、お餅を入れて元日は洋風お雑煮にしたけど
美味しかったし。

里芋の方は、ま、正直言って見た目はちょっと悪かったけれど、ぬる
ぬるが一切出なかったので下準備が簡単だったのと、里芋が本当に
ほっくりとしながらネトネト感も普段作るときよりおいしく感じられて。

普段の休日だと、つい外に出かけちゃうことも多いので、こうやって
家にじっとしている時には、時間のかかる料理を作るのも、楽しかった
りするのである。
レシピ通りに作ると言うよりは、この次は例えばポトフを手羽先で
作ったらどうだろうと考えてみたりとか。

その代わり、お正月太りで身体がちょっとばかり重くなってしまった
気もする訳ですが。
でも、その分ゆっくり休めたので、またこれからいいスタートを切り
たいと思います。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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