パラダイムチェンジ

2005年06月26日(日) ぶらり横須賀の旅

6/26の日曜日、大学時代の友人のAさんに会いに横須賀まで行ってきた。
元々は、横浜に住んでいる私の患者さんが、運悪く骨折して入院して
しまったため、そのお見舞いのついでだったのだが。

彼女は大学時代、私が競技ダンス部にいた時の「戦友」で。
うちの代は2年のときから彼女を含めた4人だけで部を取り仕切っていた
ので、皆仲がいいのである。

そんな彼女とも彼女が結婚して子供を産んで以来、ほとんど会っていな
かったのだが、最近ちょっとしたきっかけで連絡をとり、じゃあ久々に
子供ともども、顔でも見に行くよ、ってことになったわけですね。

あ、彼女って書いているけど、彼女と私の間には全くもって何もなかっ
たし、未来永劫これからも何もないであろう。ただ、名前をここで書く
のが、面倒くさいのである。
そんなわけで4〜5年ぶりに彼女にも会い、3人の彼女の子供とも遊んで、
昼間っから酒を飲んできたわけである。

でもこの仕事をするようになって以来、子供の相手をすることに、
すっかり抵抗のなくなった自分がいたりする。
それは、やっぱり子供って可愛いよね〜、とかそういう感じでもなく、
一つの生き物として、興味深いというか。

やっぱり小学校に上がるまでの子供は特に、こっちの思い通りになら
ないことも含めて、「生きている」って感じがするんだよね。
だから彼らが一体何を考えているんだろう、と目線を下げてみるだけで
新しい発見があったりするのだ。

もちろん、これは他人様の子供だからで、自分に子供がいた場合には、
そんなに悠長なことも言ってられないのかもしれないけれど。
いや、でも楽しい時間を過ごさせていただきました。

また、大学時代の友人に話を移せば、今から思うと自分の大学時代って
割とどこか不安定で、またいろんな不安に負けていたりしたんだけど、
そんな時、彼女や彼女と仲が良かった後輩の女の子にどこか見守られて
いたっていうか、視界の片隅にでも見ていてくれている人がいたおかげ
で、多少道を外しつつも、引きこもりにも底のない孤独感も味わうこと
なく、何とかやってこれたのかもしれないなあ、なんて思うのである。

それはあの当時、恋愛とは全く別の次元で、自分にとって必要だった
もので。
だから彼女の育てた子供たちは、きちんと育つんじゃないのかなあ、
なんて事を感じながら(半分酔っ払って)帰ってきたのである。
やっぱり彼女には、学生時代と変わらない、強い意志があると思うし。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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