パラダイムチェンジ

2004年09月14日(火) 同窓会

火曜日に、私が初めて働いた病院の時の同僚たちと久々に飲んできた。
仲間はみんな、私と同じはりきゅう師で、それに奥さんたちを含めた
飲み会である。

同僚の一人は、病院をやめた後、ついこの間まで北京の大学院に留学
しており、今年ようやく向こうの博士号を取得して帰ってきたのである。
今年のサッカー騒動の時にはもうすでに帰国していたらしいが、昨年の
SARS騒動の時にはやっぱり大変だったようで。

一日何回も住んでいるアパートに消毒剤をまかれたり、他の大学では、
学校から外出許可をもらわない限り、学外に出られなかったりした
らしい。

また他の国の留学生では、大使館員は先に帰ってしまい、留学生自身は
感染拡大の可能性があるから帰ってくるな、と言われた人もいたらしい
し。
いやはや、お疲れ様でした。


でも、学生時代だったり、昔の職場の仲間たちに会うたびに思うのは、
あー、みんな変わってないなあ、という事である。
私自身も、その場では、学生時代や、その時の職場の私の気分に戻って
いたりする。

いや、違うな、それはしばらくぶりに再会した相手とは、昔の関係性が
復活するからこそ、昔と同じタイミングで笑ったり、ツッコミを入れら
れたりするんだと思うのである。
そして、それは何年経っても変わらないし、あの時の同じ居場所がそこ
にあるんだなあ、なんて思うのだ。

だからその時は、たとえ今は多少変わっていたとしても、昔の気分に
戻って変わらないと思うのかもしれないし、また変わった部分よりは、
変わらない(でいてほしい)部分をお互いに見ているのかもしれない。

なんにせよ、同窓会での私は、よくも悪くも、今でも昔のまんまの扱い
なのである。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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