パラダイムチェンジ

2003年02月27日(木) 新パソコン

実は、少し前に仕事場のパソコンを買い換えた。
買ったパソコンはシャープのノートブック。

今までの仕事場で使っていたパソコンはやはりシャープのパソコンで
B5サイズのモバイルパソコンだった。
ただ、B5型のモバイルパソコン、画面が11.5インチ、XGAだと
やっぱりちょっと狭い感じがするのだ。

キーボードは、自分のような左手の小指を使わない、変則的な
ブラインドタッチにはちょうどいいサイズだったんだけど。
ただし小指は使わないから、左の小指はなぜかピンと立っている
おかまちゃんスタイルの入力になっちゃうんだけど。

また、手がホームポジションにちゃんと置かれていないから、タッチ
パッドが、勝手に反応してしまい、文字があらぬところに入力して
しまったりもしていたのだ。
他の、モバイルパソコンを使っている人はそんなことはないんだろうか?
しょうがないから外付けのマウスとキーボードを使ったりしたことも
あったりした。

思えば、そのモバイルパソコンには、色々と悩まされたんだった。
元々が、アウトレット品として、某家電量販店で安く買ったんだけど、
今から考えれば、一階のしかも甲州街道のそば!で表に店晒しされている
ようなパソコンだったので、最初からどこか調子が悪かったり。

でもって再インストールをしようと思って、外付けのCD−ROMを買った
んだけど、メーカー純正品じゃないからか、なぜかPC側で認識してくれ
なかったりとか。
ついでにすぐにメーカーに問い合わせればいいものを、だったら、と
思って、当時はまだあまりなかった外付けのCD-Rを、しかもCD-ROMと
同じメーカーで買っちゃったり。
同じメーカーだったら、問題は一緒だろうっつうの<俺。
しかも、結局はメーカー純正品の方が安くなってるし。

結局は、CD-ROMメーカーに問い合わせをしたら、対処法も含めて丁寧に
教えてくれて、FAXまで送ってもらえたので、ちゃんとつなぐことが
できたんだった。
やっぱり、聞くは一時の恥、だったわけだ。

まあそんなこんなで、紆余曲折もありながら、長年?愛用していたパソ
コンだったんだけど、私が買い換えようと思ったきっかけは、スキャナー
を買い、とりこんだ画像にOCRをかけた時だった。

とりあえず、死ぬほど遅いのである。
いや、マジでへそで茶をわかせるかと思ったほど。
とりあえず、仕事上どうしても資料をデジタル化しないといけなかった
ので、買い替えを決意したわけだ。

そこそこの値段で、できれば二度と外付けのCD-ROMに悩まされず、
大画面で、CPUのスピードもあって、ついでにUSB2.0でつなげる
という、わがままなリクエストに応えてくれるパソコン。

春モデルとの端境期?だったこともあって、これが限られた選択の中で
個人的な要求を満たしてくれるパソコンだったわけだ。
ちょうど値下がりした所だったし。

ということで、新しいパソコンを使い出して、早一ヶ月くらい経った。
で、使ってみた感触で言うと、これがまたいいのである。

まあ、問題が何もなかったわけではなく、買った早々、デフォルトで
パーティションでわけられた、Dドライブが認識しなかったせいで、
再インストールを延々とさせられたりもしたんだけど。

WINDOWS XPは、今までの98やMeと操作法が違っているんで慣れにくい、
って聞いていて、確かに最初のうちは使いにくかったんだけど、
パソコン雑誌に載っている、カスタマイズ法、なんてのを試している
内に慣れてきてしまったし。

USB2.0でつなげるはずのスキャナは、なぜか最初のうちは認識せず、
どうしようと思っていたら、コンセントの抜き差しをしている内に
なぜか認識しちゃったし。

XPになって一番便利なのは、周辺機器との接続だろう。
自分の場合、自宅パソコンとのデータのやりとりは、スマートメディア
を通して行っているんだけど、このパソコンの場合、スマートメディアや
デジカメをつないだ瞬間、エクスプローラでも開けるようにメッセージが
出てくるのだ。

また、旧パソコンからの様々な設定の移植も、「ファイルと設定の
引越しウィザード」を使えばできるし。
ってXPユーザーの人には、何をいまさらって話だとは思うが。

ある意味、自分みたいな初心者に毛が生えたような文系ユーザーには、
ようやく使いやすいOSになったと言えるのかもしれない。

で、本来?の目的だったスキャナの画像取り込みも、全然問題なし。
そんなに画像を取り込むのが面倒くさくないから、プライベートの
データベース用に雑誌の切抜きを、スキャナで取ってPDF化したりも
しているし。
HDDも、TVやビデオの画像を保存しておくにはちょっと心もとないけど、
静止画像だったら、全然問題ない容量があるし。

仕事の合間?にDVD見ながらテキスト打っていても、DVDのコマ落ちは
ないし、画面がある程度広いから、窓がかぶらずにテキスト打てるし。
CDをWMA形式で保存するにしても、以前と比べれば全然時間がかからない
から、英語のCDを取り込んで、英語の学習にも使えるし。
音質も、仕事場で使う以上、ヘッドホンを使っている分にはそんなに
文句はないし。

でも考えてみると、これってようやくパソコンを書斎として使えるように
なったって事なんじゃないかなあ、とも思うのだ。

今までだと、HDDの容量やら、CPUのスピードやら、動作の不安定さ
(システムのリソース不足など)で、快適にできなかった事が、
そんなに高いコストを払わずにできるようになったって事なのかも
しれない。

ただし、うちの仕事場の場合、問題がないわけじゃあないのだ。
インターネット接続環境が、仕事上の理由でなぜかまだ、ISDNの、
無線環境なんだけど、このルータが、98/Me専用で、XPは認識しない
のである。
だからしょうがなく、仕事場からインターネットにどうしても
つながなきゃいけないときは、電話機を外して、ダイアルアップで接続
しなきゃならなかったりするのだ。しかも28.8k。

まあ個人的な見解としては、やたらめったらなWINDOWS UPDATEは、
調子を崩すだけだから、このまま繋がずにいるのもいいかなあ、なんて
思ったりもするわけだけど。

ちなみに、以前の仕事場パソコンだったら、ISDNで128kで繋げるんだけど
ここへ来て、なぜかセーフモードでしか立ち上がらなくなってしまった。
別に拗ねたわけでもないだろうけど。
んで再インストールしようとしたら、また問題のCD-ROMドライブを
認識しなくなってしまった。
おーい。

まだまだ、このパソコンにはしばらくは振り回されそうだ。


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