| 2006年07月23日(日) |
060723_九州の河川氾濫 |
晴天で穏やかな一日。本州では梅雨前線が居座って各地で甚大な被害をもたらしています。土石流も川の氾濫も本当に恐ろしいものです。 天災は忘れた頃にやってくるのです。わが家でも改めて市から配られたハザードマップを開いてみました。
【災害から逃げる野生の勘】 過去に行ったボランティア活動について文章を書き始めたところ途中で止められなくなって、ひいひい言いながら、朝から夕方までかかって原稿用紙で二十数枚の一文を書いていました。
しかしこのテーマについては、書き足りない思いもあってもう少し推敲を重ねたいところもあります。それに公表してよいのかどうか分からない部分があって専門家に問い合わせをしています。もう少し公表はできそうにありません。殴り書きではもったいない事柄もあるのです。
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九州地方では梅雨らしからぬ集中豪雨で川内川が氾濫、流域に甚大な被害を及ぼしています。そもそもこうした短時間のうちに集中的に降る雨では日本の場合河川の水かさが一気に上がってしまうのです。
それなりの大きさの河川であれば、確率的にどれくらいの雨が降ってどれくらいのスピードで川の流量が増えるか、それが河川の断面で計算したときにどれくらいの水位になるか、ということがちゃんと分かっているものです。
それでもあくまでもその確率とは小さい河川では30年に一度の確率だったり、人口の多い都市で反乱の影響があまりに大きいところでは100年に一度という確率で河川の断面を計算して洪水が起きにくいように防災の備えをしているものです。
しかしこの降雨確率はあくまでも過去の気象データから計算されるもので、最近のように局所的に極端な豪雨を記録するようになると、一応は見込んである安全率を簡単に突破される事もあるのです。もうそうなったら、人命第一でまずは避難するしかありません。
滋賀県に琵琶湖博物館というところがありますが、そこの中に江戸時代の民家を再現した展示がありましたが、そこでは家の中に船をつるしてありました。また壁には洪水で水位が上がった後がシミになって分かるという展示があって、天井まで水がついた事が分かるようになっていました。
昔の人は家の中に船をつるしてまで洪水の際に命を守る工夫をしていたのに、現代に生きる我々は、土木技術の進歩に守られるようにして命を安全に守る野生の勘を失いつつあるようです。
危ないときはまず逃げなくてはなりません。また家を建てるときは、土砂災害や洪水の危険性についても十分に把握した上で住む場所を決める事も重要です。
被災者の方々にはお見舞い申し上げますが、他山の石としたいものです。
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