□■ あたしのお教室 ■□
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| 2003年11月30日(日) |
土日も仕事をしたぞな。 |
はい、こんにちは。
月曜から中学の期末テストがあるために土日はどはっと仕事があった。 3年は内申に入る最期の試験であるので、必死だ。 こちらもついつい熱が入って、厳しいことを言ってしまうが、どの子も まぁ、まじめについてきてくれる。
・・・ただ。。 3年のこの時期になって、appleを正確に書ける子が半分以下。 字面で覚えられないもんかなぁ。はぁ。 2年のこの時期に整数+分数で迷っている子がいる。。。 一体、小学校の算数はどうなっているんだろう?
いやいや、愚痴はこぼすまい。 なんでもわかるようならうちにはこないはずだ。 根気良く、根気良く、小学校の内容から復習だ。
・・・ただ。。 学力の差のありすぎる生徒を同じ時間に見るというのは、かーなり辛い。 各学年にトップクラスの生徒が一人二人いて、その子たちをほったらかしにしないように指導しなきゃあかんわけだから。
いやいや、そんなことで弱音を吐いていてはいかんのだ。 お金をいただいているプロなんだから、どんな生徒にも対応できんといかんわけだ。
2時間の間に、頭が、フル回転するのがよくわかる。 脳みそが脳の中を行ったり来たりしている感覚。
仕事が終わると、脱力してしまって、しばらく立ち上がれない。情けないっ。
◆◆◆
しばし、お教室で休憩して、階下に下りていくと、弟くんがくつろいでいた。
「お疲れさん」といつも声をかけてくる。
「どしたん。今日は、いつにも増して、つかれとうみたいやな。」というので、あーだ、こーだと愚痴をこぼした。
ヤツはふむふむと聞きながら
「でも、仕方ないよな。それでお金もろてるんやから。 あんまりの時はオレをよびな。 いつでも出動するぞ。」と。
あはは、まだ、おかんは引退するほど、老けてはおらんぞ。 人に物を教えるって、そんなにたやすいことではないぞ。 些細なことですぐ切れるあんたにはまだ無理やって。
・・と心の中で思いながら
「たのもしいやんか。そしたら、キミが大学を卒業するまで頑張るからあとはたのむぞ。」と言っておいた。
人を教えることで、教えられることもたくさんあるってことを、私もここ数年で知ったばかりだもんな。
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