はるにわ
by山助


2004年06月11日(金) 能と太鼓と

今日は和太鼓集団タオのコンサートがあるのでたとえばあちゃんが危篤であろうと行く気満々だったのです。妹も時間都合つけて行けるようになったし。
で、昼にちょっとタオのホームページのぞいてみたら、訃報が。
数日前に交通事故の記事を読んだ時には名前なんかぜんぜん見てなかったし、「ああ、足が折れても人間は死ぬのだなぁ」というので印象に残っていた事故だったので、まさかあれは知っている人のことだったのかと驚きました。

事故からまだ三日、追悼第一回目の舞台は盛り上げようとしつつも笑顔で観るのがはばかられる雰囲気でした。団長さんなんか高校時代から一緒だったというからふっきれるもんじゃない。笛の音が曲調のせいばかりではなく哀切でした。
高田さんのご冥福をお祈りいたします。

で、同時公演だった能が期待せずに見たけど結構面白かった。
笑いこらえるのが大変だったけど。
演目は「龍虎」。文字通り龍と虎の戦いの様子という話。
ちょうど少女漫画の「花よりも花のごとく」読んだ後で観てみたかったんだ、能。
なにやら親しみやすさを目指した新しい能だとかで、伝統的な能とは少し違うっぽい。でも動き方とかポーズが漫画でみたのと同じだー。とミーハーっぽく喜んでみた。
鼓を打つ人の掛け声だけが妙に気合が入ってないだとか、龍と虎が相手に気づいた時の動きが動物くさいだとか、ぴたっと戦い終わった後にやれやれとばかりに帰っていく姿がこれまた動物くさいだとか、そういう見所にばかり気を取られてしまう駄目観客。
最後のタオとの共演でもタオが挨拶している間中うしろでじっと待つ姿が妙に可愛くてどうしようかと思った。お面なもんで無表情なわけですよ。しかも出待ちとはいえ舞台の上だからぴくりともしない。その姿がまた動物くさくてなぁ。つけてるお面がまた、黒目がちなかわいめの美形だったし。太鼓に合わせて舞ってるけど、洋楽風味の曲なもんでいまいち浮いてるし。
能って、面白いですね!また機会があったら観に行きたい。

ところで、テレビをつけたら身内葬の特集をやっていたりもして、なんだか誰も彼もが死んでいくような気持ちになりました。外から見たなら何の関係もない事柄ではあるけども。


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