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2004年07月09日(金) 1歳7ヶ月4日目:格好いい生き方

本当は詳細を書いた日記も書いたのですが、これは家族だけの大切な思い出として、心の中に仕舞っておくことにします。

お昼の12時すぎ、戦って、戦って、戦い抜いたお義父さんが永眠しました。
なっちゅんも含めて家族全員で看取ることができました。

お義父さんは、苦しいことからやっと解放され、ホッとした表情をしていました。
とても穏やかな顔で、苦しまずにすんで良かったと、本当にそう思いました。

お義父さんの戦いは、みんなの心に残るものでした。
お義父さんは命を賭けて、わたしたちに「生きる」ということを教えてくれたのだと思うのです。
お義父さんは本当に強かったし、わたしもお義父さんのように生きたいと、強く思いました。
辛いことがあっても「いかに自分が大変か」なんて人に触れ回ったりせず、ただじっと病に向かい合い、頑張っていたお義父さん。
同情されることを拒み、誇り高く生きたお義父さん。
自分の生を最後まで生き抜いたお義父さんは、本当に格好良かった。

おとうさん、嫁いで3年という短い間で、ろくに親孝行できずにごめんなさい。
そして、本当にありがとうございました。


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