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| 2004年06月30日(水) |
1歳6ヶ月25日目:退院(入院7日目) |
今日は抜糸の日です。 傷の端は痛くないけど、真ん中は痛いと聞いていたのでドキドキしましたが、少し「チクリ」としただけで、全然痛くありませんでした。 抜糸してしばらくした後、ナースコールで使われる放送で「電話が入っています。」と呼び出されました。 (あれ?ウチの病院って、電話は取り次がないはずだけど…)と思って電話に出ると、職場の同僚からです。 内線だから、取り次いだんだ…と納得していたら、同僚が「実はご自宅から電話があって、お義父さんが…」と言うのでドキッ!として、瞬時に最悪の事態が脳裏に浮かびました。 が、次の瞬間「危篤だと連絡があったので、自宅の方に電話が欲しいと言っていたよ。」という言葉が続き、最悪の事態は起きていないことが分かり、ホッとしました。
だけど、最悪ではないにしろ、危篤です。 心配して電話を聞いていた看護師さん達が「今日退院できるか、先生に聞いてみようか?」と言ってくれました。 「え…。抜糸したその日の退院は無いと言っていたし、熱が下がらないと駄目だって言っていましたけど…。」とわたしが言うと、「とにかく聞いてみますから、お部屋で待っててくださいね。」と言われました。 退院については看護師さんにお願いして、わたしは急いで実家のおばばへ電話をしました。 「お義父さんの様子、どうなの?」 「いま(パパが)お義母さんと電話してるから詳しいことは分からないけど、呼吸困難になって大変みたいよ。すぐ退院できないの?」 「看護師さんが先生に聞いてくれてる。でも、退院になったら荷物もあるし、一人じゃ帰れないよ?おじじ、仕事でしょ?」 「じゃ、しゅんに早退できないか確認してみる。」 こんな風に、急に忙しくなりました。
お義父さん、ベッドを起こしてごはんを食べ始めたのですが、ベッドを起こしすぎて体力を消耗した上、酸素マスクをしていないため(ご飯を食べているから当たり前ですが)、呼吸が苦しくなってしまったようです。 そんなわけで、今は落ち着いているので大丈夫なのですが、退院の話だけはどんどん進み、結局退院できることになりました。 看護師さんに、「明日から出勤していいんですか?」と聞くと、看護師さんだけではなく隣のベッドに入院している方までもが苦笑して、「みなさん、休まれる方は1ヶ月くらいは静養されているみたいですけど…。せめて1週間くらいは休んでくださいね。」と言われました。 隣の方も「わたし、1ヶ月休むよ〜。明日からなんて、それは無理だって!」と言います。 そうなんですか、知りませんでした…。
退院後の診察は7/8(木)と決まり、ちょうど退院から1週間だったので、職場に出向いて「8日から出勤します。」と伝えました。 そうしているうちに弟が病院に到着。 義妹と甥っ子かーくんも一緒に来てくれました。
帰宅すると、早速なっちゅんがすっ飛んで来ました。 わたしもなっちゅんに「昨日みたいに、いなくならないよ。もう、ママは帰ってきたからね。またずーっと一緒だよ。」と言いながら抱きしめて、おっぱいをあげました。
幸せです。
健康でいること。 家族みんなで仲良くいられること。 励ましてくれる友がいること。 全てのことに感謝し、明日からも頑張っていきたいと思います。
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