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| 2004年06月08日(火) |
1歳6ヶ月3日目:マグマグを破壊! |
今朝の熱は8度台で体が楽なせいか、朝からなっちゅんは元気です。 仕事をしていると、おばばから「元気が良い分、朝からご機嫌ななめ。今日は全然寝ない。」とメールがありました。 昨日は初めて何もしなくても一人で「ころり」と寝てくれたので楽だった!と言っていたので、その反動でしょうか? でも、その時はただ単に「大変だなぁ。」と思うぐらいで、深刻には考えていませんでした。 ところが一番重要な部分は、「ご機嫌ななめ」という部分だったのです…。
16時頃、おばばから電話がありました。 仕事中、携帯に電話してくるのは珍しいことで、訝しみながら電話に出ると「もう、本当に大変なのよ!どうにもならない!!この声が聞こえない?!」と言います。 「え?聞こえないよ???」と返すと、「じゃ、聞こえるようにしてあげる。」とおばば。 そして次の瞬間、「うぎぇえええええ!!!!!」という、なっちゅんの泣き声。 わたしはパニックを起こしました。 なっちゅん、本当に泣かない子なのです。 今まで、手の付けられないくらいにないたのなんて、本当に2〜3回くらい。 「どうしたの?何かあったの?」と聞くと「機嫌が悪いのか、具合が悪いのか…とにかく朝からこの調子で、限界!」と言います。 もうすぐ17時だったので、「今日は早く帰るから!」と言って電話を切りました。 するとまた20分後くらいに電話があり「今すぐ帰ってこられないの?」とおばばが懇願しています。 聞けばおじじも仕事を終えて家にいるのですが、2人がかりでなっちゅんをあやしても駄目だというのです。
これは、本当にのっぴきならないかもしれない。
そう思い、あと20分ほどで終業の時間でしたが「すみません、子どもの具合が悪いみたいなので!」と係長にお願いして少しだけ早引けさせてもらいました。 駅までの道も、我が子のために走って走って…。 おじじに車で迎えに来てもらい、家に着いたのは18時前でした。
家について、もの凄い号泣を覚悟していたのですが、なっちゅんは扉の開く音で「ママが帰ってきた!」と分かったらしく、泣きやんで「エヘエヘ」と笑っていました。 なっちゅんの笑い顔を見て力が抜けて「全然平気そうじゃん〜!」と言うと、「さっきまでの様子を本当に見せてあげたかった!!やっぱり、ママは特別なのよ。」と言われました。 …そうなのかな? そう思っているわたしに証明するかのように、マグマグが破壊されていました。 なっちゅんが、投げつけたそうです…。 荒れていた時は、目の前にあるものを全て掴んでは投げていたそうで、そうか、そんなに具合が悪かったのか…と思いました。
なっちゅんにおっぱいをあげると、嬉しそうに一生懸命飲んでいます。 授乳をしているといつもそうなのですが、愛おしさが込み上げてきて「なっちゅん…ママ、働いていてごめんね。我慢してくれていてありがとう。沢山飲んで良いよ…。」と話しかけながら授乳しました。 おじじが車をとめて家に入ってきて、なっちゅんの様子を見て「なんだ〜、お前は…。現金だなぁ!」と苦笑していました。 おじじもおばばもお疲れさまでした。 いつもありがとうございます。
トイレに行くために席を立つと、なっちゅんを看ていたおじじが「おい!」と慌てた様子でわたしを呼びます。 どうしたのかと思ったら、なっちゅんが少し吐いていました。 そしてうんちをしていて、がユルユルでした。 「下痢で、お腹が痛かったんじゃないの?大人でも、お腹を壊すと凄く痛いもの。」とわたしが言うと、おじじが「確かに…。何だか、泣いているのにも波があったような気がする。」と言いました。 授乳後のげっぷもそうですが、赤ちゃんや幼児は体が小さい分、痛みは局部的なものではなく全身で感じると聞いたことがあります。 きっとなっちゅんは小さな体でちぎれそうな痛みに耐えていたに違いありません。 早く治りますように…強く、そう祈りました。
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