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| 2004年06月04日(金) |
1歳5ヶ月30日目:プール熱 |
今日のお仕事はお休みです。 どうしてかというと、「春のポリオ(2回目)のお知らせが大分前に来ていたけど、いつまでだったっけ…?」と通知を見たら、今日が最終日だったのです。 産院OG会のスタッフミーティングもあったので、ついでに参加できるわ!と、数日前から今日の日を楽しみにしていました。
というわけで、今朝はゆっくり起床です。 パパも時間に追われずに済み、心なしか穏やかな顔をしています。 パパになっちゅんの朝ご飯をお願いして、わたしは食事の後かたづけや洗濯物を干したりしました。 洗濯物を干すのがとても久し振りで、しかも太陽の光に当てるのも久し振りで、「これが本当なんだよね〜。」と一人で感動してしまいました。 いつもは夜取り込むと夜露で湿ってしまうため、もっぱら部屋干しなのです。
一通り終わって居間へ戻るとパパが「なっちゅん、あまり食べなかったから、残りを食べても良い?」と聞いてきました。 パパはいつもなっちゅんの残り物を片づけてくれるのですが、今日はいつもよりも食べ残しが多く、最近にしては珍しく食欲がないなぁ…と思いました。 が、パパの出勤時間もあり、バタバタと送り出していてなっちゅんの様子に気を配る余裕はありませんでした。 そうこうするうち、今度はなっちゅんを保育園へ連れて行く時間になりました。 仕事を休んでいるのでなっちゅんも保育園をお休みさせても良かったのですが、先週先々週と2週間お休みしていたし、ポリオの接種も午後からなので、午前中だけ連れて行くことにしたのです。 連絡帳を書くため、なっちゅんの熱を測ると…。
「37.1度」
微熱だなぁ…と思いましたが、いつも高熱にはならないので大丈夫だろう、と連れて行くことにしました。 保育園に着き、一応保母さんに「微熱があるので、様子を見てもらえますか?」とお願いし、帰宅。 気になりすぎてストレスになっていた部屋の掃除などを一気に片づけました。 綺麗になって、気持ちもすっきり。 お昼ご飯を食べた後、お迎えに出かけました。
保育園に着くとお昼寝の時間で、なっちゅんも「ぐーすかぴー」と眠っていました。 土日、お昼寝させるのにいつも手こずっているのに、保母さんはさすがにプロだなー!と感心しながら「熱、大丈夫でしたか?」と聞くと「大丈夫でしたよ。熱、上がりませんでしたよー。ご機嫌も良くて、ニコニコしてました。」と言われて安心してなっちゅんを受け取りました。 さっきまで気持ちよく眠っていたなっちゅんは寝ぼけながらわたしの顔を確認すると「にこっ」と笑いました。 だけど、なんだか熱い…。 でも、保母さんも熱は無かったって言っていたし、今日は気温も高いし、さっきまでお昼寝していたから、だから体温が高いに違いない!と自分を納得させ、ポリオの会場へ向かいました。
そして。 接種前の体温測定で見事に引っかかりました。
「38.5度」
そこには、今までにない、未知の数字が並んでいました。 なっちゅん、今までの最高体温は37.5度なのです。 慌てて受付の人に「…体温が高いので、今日は無理みたいです…。」と申し出ました。 すると受付の人も今日が最終日だということで「水銀計で、もう一度念のため計ってみれば?」と言ってくださったので、再度挑戦することに。 ところが、水銀はぐんぐんと上がっていき…38度を少し超えたところで「もう、いいや。」と最後まで計るのを止め、ポリオの接種を諦めました。 春は、今日が最終日なので次は秋だそうです。 通知は来ないので、区報をチェックしてくださいと言われて会場を後にしました。
なっちゅん。 熱の割に元気だけど、これは早めに実家に行った方が良いかもしれない。 そして、今までの経験から来週は保育園に行くのは無理だな、と思いました。 帰宅してから、急いで来週実家から出勤できるようにわたしとパパの通勤着、なっちゅんの着替えやお世話グッズをバッグに詰め込みました。
熱が出ている時は、水分を補給すること。
このことが頭にあったので、マグマグにほうじ茶を一杯淹れて、おかわりも出来るように紙パックのほうじ茶を予備に持ちました。 それからベビー冷えピタをおでこにピタリ。 こちらも、途中で剥がしてしまうことを考えて、予備を持ちました。 そして出発!
スタッフミーティングに資料を持っていくことになっていたので、欠席するかどうか迷いましたが、なっちゅんの様子をみて少しくらいなら大丈夫そう!と判断し、少しだけ寄って置いていこうと思いました。 ちょうど実家への通り道だったというのもありますが。 これが全然違う方向だったら欠席していたと思います。 で、ミーティングの行われている会場へ到着。 すでにほとんどの話し合いは終了していて、経費を精算してもらい、資料をおいて帰ろうと思いました。 が、初顔合わせの方もいらっしゃったのと、なっちゅんが元気に遊んでいる様子を見て欲が出てしまい、自己紹介やら資料の説明やらをして、しばらく滞在してしまいました。 なっちゅんは相変わらず元気そうで、直くんのおもちゃを借りて夢中で遊んでいましたが、泣いて嫌がるなっちゅんの手からおもちゃを剥ぎ取り、帰宅することに。
実家へ向かう車の中で、案の定ほうじ茶を全て飲み尽くし、マグマグを持ちながらウトウトしていたので、信号待ちをしている時にそーっと手からマグマグを取り、予備のほうじ茶を注ぎ足しました。 すると、再び凄い勢いでほうじ茶を飲み、今度はぐっすり眠ってしまいました。 実家に着く直前に「荷物を運ぶの手伝って〜!」とおばばに電話をしたらマンションの前で待っていてくれ、「そのまま病院へ行った方がいいから、あんたは車にいなさい。」と言って全ての荷物を家へ運び込んでくれました。 おばばも病院へ付き添ってくれるというので、おばばを車に乗せてから、今度は病院へ。
病院の駐車場に車を止めると「ここどこ?」となっちゅんが起きました。 おばばは、なっちゅんの初・高熱に胸を痛めていたらしく「なっちゅん〜」と、抱っこして離しません。 なので、なっちゅんはおばばにお願いしてわたしは病院の受付へ行き、体温計を受け取って再び熱を測りました。
「39.5度」
ええええ〜! と、もの凄く驚いてしまいました。 わたしの高熱のイメージは、もっとグズって、ひきつけを起こしたり、そういった「大変なイメージ」があったのです。 ところが高熱を出している当の本人は、受付に置いてある車のおもちゃで至って元気に遊んでいます。 こんなものなのかなぁ…と拍子抜けしながら診察を受けると、「プール熱」と診断を受けました。 プール熱…と聞いて、まず思ったのは「プールとか、公衆浴場とか入っていないのに、どこから移って来たんだろう?」ということでした。 が、先生によるとプール熱とは別名「咽頭結膜熱」と言って、別にプール等に入らなくても移るそうです。 それで「また保育園でもらってきたのか…。」と、納得することが出来ました。 熱が下がるまではお風呂に入れないよう、また、プール熱はお腹にも来るので下痢もしますから、と説明を受けて診察室を出ました。
帰宅すると心配した顔でおじじが待っていて、いつになくなっちゅんの面倒を見てくれました。 37.5度の熱を出した時は冷えピタを「何これ?邪魔っ!」とばかりに外してしまっていたのですが、今回は熱が高いためか剥がしません。 やっぱりひんやりとして気持ちいいのでしょう。 明日は日直です。 こんな時に仕事に行くのは心配ですが、おばばにお願いして頑張ろうと思います。
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