403 Forbidden

2004年06月09日(水) また明日

今日は2コマ授業があるうちの1コマが休みだったので、
それだけのために行くのも大変だろう、
と休みにしてしまった。

だが普段でも水曜日は定時退社日なので7時には会社から追い出されてしまう。
平日の夜に暇になることは滅多に無いので、
常日頃から思っていた眼鏡の新調を、
と思って買い物に出るが、
普段の疲れからか、ちょっと大きな街へ出たとたんに気分が悪くなった。

折りしも外は雨。
逃げるようにして家路に着く。

電車を降りて少し落ち着くと、
駅前の花屋がちょうど閉店の支度をしていた。
戒めを解かれ、雨の恵みを受けていた花々の中でも、
季節の菖蒲がひときわ色濃く映えていた。
見上げれば大粒の雨が放射状に落ちてくる。
人にとっては気分を暗くする梅雨も花にとっては命の季節なのだと、
このとき、再認識した。

遠くで信号が青に変わった。
折り畳み傘を構えながら、その場からゆっくりと離れていた。
後ろで菖蒲たちが雨に揺れて、手を振っているように見えた。

まるで、笑顔でサヨナラを言われたように。
そうだね、また明日。夜になると目が辛くなるんだよね。やっぱり安いのはダメかなあって。次は全然違うデザインのにするつもりwまあ、俺も思うところはあるが。おやすみ。


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