道化者の憂鬱...紫(ユカリ)

 

 

気持ちは解るんだけどね・・・。 - 2005年02月06日(日)

「ユカリさんは、本当にMなんですか?」

「はぁ、Mですけど・・・。」

(沈黙)

昼下がりの道玄坂のラブホテル。
上客と、聞いていた。

「僕はね、こう、浣腸をしたくないんだけどされて
 見られたく無いんだけど、見られちゃって、我慢出来なくて
 しちゃってその後の羞恥に染まった顔で、恥ずかしいを連呼されて、
 僕の腕の中で、真っ赤になるのが良いんだよね。」


「はぁ。」

素面で聞いてられずに、レキソタンとビール投入。

「でね、今、付き合ってる娘もそういうタイプで、ご主人様に
 生活から何から何まで支配されるのが、好きなんだよね。
 僕も、そういうのが好きだから、排泄からオナニーまで全部
 報告させてるの。」

「はぁ。」

「だから必ず会う時はノーパンで来させて、ホテルに入ったら
 おまんこ検査から始めるの。でね、最近は僕のセイシも飲める
 様になったんだ。それでね・・・・」

にっこり頷きながら、溜息。

うぜぇ。

延々と続く話し。
もう60を越したおっさんが、目を輝かせてする話し。
だから、何なんだと問いたくなる話し。

「ユカリさんは、何年SMやってきたの?」

「10年。」

「どんな事をしたの?」

「一通り。あ、食糞とかそういうのは、してませんけど。」

当たり前だ。SMクラブに何年いたと思ってるんだ。

「で、どういうのが好きだった訳?」

「道具を使わないプレイですかね。」

大抵の人はそこで必ず引く。
っていうか、自分が出来ないから引くんだろう。

だって、いらないじゃないか。道具なんて。
相手の事が好きだったら、何もいらないで充分遊べるはずだと
私は思う。逆にそういうのを使っちゃったら、楽しくも何とも
無いと思うんだ。精神がぐっちゃんぐっちゃんに崩壊していく
方が、面白いと思うんだ。 とは、相手には言わなかった。

じじいは30年SMやってるって言ってたけど、まぁ私とは
お好みが違うらしい。
単純に、今、遊んでる娘が3Pとかしてみたいとか、言い出してる
だけで、それに私を使おうって話しらしかった。

「申し訳無いですが、その3Pには参加は出来ないです。私は
 彼女の事を虐める事は出来ますが、服を脱ぐ気も無いし、
 貴方に仕える気も無いです。」

「だって、貴方は犬が欲しいんでしょう?私は猫なんで、
 気紛れなんです。私と長く遊べる方は猫が好きなんでしょうね。」


「ご主人様が何処で、何をやっていても私は耐えます。それが
 奴隷として当たり前の事ですから・・・。」
みたいな彼女からのメールを見せられたけれど、全くを持って
共感なぞ出来ず、逆に吹き出しそうになってしまった。

嫌いなんだよ。ご主人様とか奴隷とかそういう単語が。
全くを持って受け付けない。
あと、調教とかそういうのもダメだな。
まぁ、大金動くからやっても良かったんだけど、気乗りしない
からパスっていうか、相手も乗ってこなかったな。

まぁ、私の言葉で新境地を見て下さいと思ったりする。

排泄管理とかそんな事よりも、跡とか見て思い出して
興奮する方が私は好きなんだろうなぁ。 


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