わたしのなかに風が吹くわたしのなかに風が吹くそらには雲うまれたころのわたし少女のわたし少年のわたしとおりぬけてく自転車に乗って今日は昨日、過去は未来すぎていくこころをとかすひとつぶの音に導かれてこもれびの声にうながされて夕日に長い影をつけた幼い私が、あるいてくる腕をひろげて待っているからそらには雲秋の雲私の中に風が吹く