見上げれば、月が、星が、わたしを見つめていました。やさしく、そこにまたたいていました。なぜか、涙があふれてきました。悲しいならば、いいんだよ。腹がたつなら、いいんだよ。思いきり、泣きなさい。それも、あなたなのだから。― 忘れたはずだったのに、 忘れてなかったんだ。月は虹のようにかがやいて思いきり、私をてらしてくれました畑の石に腰かけて、やさしい光を受けながら、月を見上げて、泣きましたありがとう、と言いながら、月に寄り添い、泣きました