キーンとしずまる山の上半月があんなに明るくて庭のテーブルには月明かり私の影がはっきり見えてはじめての月明かり星を数えてたちつくす ―私、自分に本当に 正直に生きてたかなあ―あの星の数と同じくらいの人がいるそして私が生きている間のそれよりも何十億年も前からあの星は、光ってる私がここにいるのはほんのけしつぶほどの一瞬とわかってる―どうして?人の一生はこんなに短いのに何を憂えているの?本当のことを知りたい、ただ今はそれだけ―それだけが願いです