Spilt Pieces
2004年09月05日(日) 
携帯から記入しているので、文字化けしても訂正できない。
書きっぱなし。
ある意味日記らしい。
たまには自分の書いた言葉に責任を持つ経験をするべきということか。
パソコンで書くと、そういえば便利すぎる。


帰省している。
昨夜は弟の家に泊めてもらい、今日は朝から大学の友人と再会。
午前中は前に好きだった人と新宿でお茶をした。
短い時間だったから大した話もできなかったけれど、他愛もないことからお互いの近況までを何となく。
昔のようなどきどきがないからか、ゆったりとした気持ちでいられた。
彼は私の女としての感情や醜い面など、多くを見ている。
当時は確かに気まずい期間や連絡を絶つときもあったはずなのに、今は多くを知っているがゆえに気を遣わずにいられる大事な友達になった。
なんだか不思議。
『今度遊びに行くよ』
冗談なのか本気なのか分からない口調で言う。
『いいけど、うちには泊めないよ。町で変な噂立ったら嫌だもん』
『あー小さい町だしな、確かに』
笑う。
今私の心の中にいる人とも、いつかこうやって静かな時間を過ごせるようになるんだろうか。
時間は流れ、色んなことを忘れていく。
思わず泣いてしまったり、自分が自分らしくいられなかったり、仲のいい友達と一緒にいるときでさえ笑えなかったり。
それもこれも、いい思い出だったと笑えるんだろうか。
笑えますように。
その日が来ることを信じて、ちょっとずつ、諦める準備をしよう。
数日前決意を書いたばかりだけれど、やっぱりすぐには無理だ。
忘れようと思えば思うほど気持ちなど募るものだから。
自然に任せよう。
どうあがいたところで、好きなものは好きなのだからどうしようもない。
あともう少しだけ。


午後、大学の同級生と後輩と再会。
ゆっくり過ごせた。
機嫌を顔に出しても許される空間。
誰も私を知っている人がいない街。
ふと、自分がこのまま地元で暮らしてもよいのではないかという錯覚に陥った。
あと半年の活動を放棄して逃げ帰ってもいいのではないかとさえ。
期限つきの、小さな冒険の気分。
戻りたくなくなりそうで少しこわい。
自分が何をしたいのか、分からなくなる。
町を離れると、現実ばかり見てしまう。
まるでこの半年間、ずっと夢の中にいたかのような。
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